ハイフは効果がある?効果の持続期間や気になる副作用とダウンタイム
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最近よく見かける「ハイフ(HIFU)」の文字。
ハイフは「切らないリフトアップ」とも言われる超音波による施術方法で、近年注目が集まっています。
「メスで切開するのはイヤだけど、たるみやシワが気になる」という人でも受けやすい施術です。
この記事ではハイフの特徴やその効果、気になる副作用やダウンタイムを紹介します。
「ハイフを受けてみたいけど、迷っている」
「ハイフには前から興味があるけど、何となく不安」という人はぜひ目を通してみてくださいね。
目次
肌表面へのダメージを抑え、たるみやシワの改善ができる「医療用ハイフ」
ハイフ(HIFU)は高密度焦点式超音波(High Intensity Focused Ultrasound)の略です。
ハイフの最大の特徴は肌表面を傷つけることなく、狙った肌の奥深くにはたらきかける点です。
とくにハイフをおこなうと肌の表皮、真皮よりも奥深くに存在するSMAS(スマス)層という「筋膜」に超音波の熱が届きます。
すると以下のような現象が起こるため、肌が引き締まります。
- 超音波の熱で「筋膜」が熱変性を起こし、縮む
- 熱によるダメージで肌の治癒力が高まり、真皮層でのコラーゲンの生成が活発におこなわれる
- 皮下脂肪の大半を占める脂肪細胞を分解する
結果として肌表面に現れていた、たるみやシワを改善できます。
エステサロンでは「医療用ハイフ」は受けられない
ハイフで使用されている医療機器は、前立腺の治療などに使用されています。
よって、クリニックで受けるハイフは医療行為に当たるため、医師や看護師などの国家資格保持者しか施術ができません。
近年、ハイフのメニューを取り扱うエステサロンが増えていますが、エステサロンが医療と同じハイフ機器を使用して施術をする行為は「医師法に抵触する恐れ」があります。
実際、2015年以降、消費生活センターにはエステハイフに関して「やけどを負い、傷跡が残った」「頬の神経の一部を損傷した」などの数々のトラブル事例が寄せられています。
また、一般社団法人日本エステティック協会でも会員に向けてハイフ機器使用や取り扱いの禁止が呼びかけられました。
そのため、ハイフを受けたいと思ったら医師や看護師が在籍するクリニックで受けるようにしましょう。
医療用ハイフの特徴
医療用ハイフの特徴は以下の3つです。
- 皮膚の表面に傷をつけたり、切開したりせずに施術ができる
- 超音波を照射する「深さ」によって肌に対する効果が異なる
- 超音波の照射方法が2種類ある
特徴1.皮膚の表面に傷をつけたり、切開したりせずに施術ができる
医療用ハイフは皮膚の表面に傷をつけたり、切開したりせずに施術ができます。
なぜなら、超音波の熱エネルギーは肌表面ではなく、肌の深部にある筋膜に対して働きかけるからです。
これは虫眼鏡で日光を集めて紙を焦がす原理と似ていて、1点に熱のエネルギーを集中して当てています。
また、メスで肌を切開する場合とは異なるので、施術箇所が腫れたり、内出血したりする心配もなく、施術後はすぐにメイクが可能です。
超音波で肌に熱刺激を与えることで肌本来の治癒力を高めるため、肌によるコラーゲン生成もおこなわれ、肌の弾力やハリのケアができます。
特徴2.超音波を照射する「深さ」によって効果が異なる
ハイフに使用する医療機器はカートリッジを付け替えることで、超音波が肌に到達する深さを変更できます。
照射の深さは以下の通りです。
照射深度 | 1.5mm~2.0mm | 3.0mm | 4.5mm |
---|---|---|---|
届く範囲 | 真皮上層 | 真皮下層 | SMAS層(筋膜) |
効果 | 目の周りの小じわ、毛穴、ハリ、引き締め | 引き締め、皮膚と脂肪のたるみ改善 | 引き上げ |
またハイフは身体にも使用可能で、身体に使用する場合は6.0mm~13.0mmほどです。
照射する深さが変わることで、超音波が到達する肌の層が異なるので、期待できる効果も異なります。
特徴3.超音波の照射方法が2種類ある
ハイフの超音波を照射する方法は大きく分けて以下の2種類です。
- 点(ドット)状照射
- 線(リニア)状照射
照射方法 | 点(ドット)状照射 | 線(リニア)状照射 |
---|---|---|
照射温度 | 高い | 点状より低い |
照射範囲 | 1点集中なので狭い | 線状なので広い |
照射部位 | 全顔 | 全顔、身体 |
とくに、線状照射の場合は熱伝導率が高く、広範囲に熱エネルギーを届けられます。
また、1度の照射で広範囲に超音波を届けられるため、線状の場合は全顔よりもボディへの施術に適しています。
ただしハイフができる医療機器のすべてが線状照射に対応しているわけではありません。
医療用ハイフ機器の種類
ハイフに使用されている医療機器はもともと前立腺の治療などに使用されていました。
よって、ハイフとは使用する医療機器の名前ではなく、治療(施術)の名前です。
ハイフで使われる医療用機器は、それぞれ照射範囲や照射方法、効果の持続期間が異なります。
ハイフに使用される医療機器はいくつかありますが、おもな医療機器は以下の通りです。
医療機器 | ウルトラセル | ウルトラセルQ+ | ウルトラセルZi |
---|---|---|---|
リリース | 2014年 | 2018年 | 2022年 |
認可 | - | 韓国MFDS認可 | - |
照射方式 | 点(ドット)照射 | 点(ドット)照射 線(リニア)照射 | 点(ドット)照射 線(リニア)照射 |
照射深度 | 1.5mm / 3.0mm / 4.5mm | 1.5mm / 2.0mm / 3.0mm / 4.5mm /6.0mm/9.0mm /11.0mm/13.0mm | 1.5mm /2.0mm/2.5mm /3.0mm / 3.5mm/ 4.0mm/4.5mm/5.0mm/ 5.5mm/6.0mm/9.0mm /11.0mm/13.0mm |
照射温度 | 60℃~75℃ | 60℃~65℃ | 60℃~65℃ |
1回あたりの費用 | 13万円~40万円 | 3万円~20万円 | 決まり次第記載 |
治療頻度 | 4~6か月 | 3か月~6か月 | 決まり次第記載 |
効果の 持続 | 6ヶ月~1年程度 | 6ヶ月~1年程度 | ? |
ダウン タイム | 1日~1週間 | ほとんどない | 非常に短い |
ウルトラセル
ウルトラセルは2014年にリリースされた点状照射のみに対応した医療機器です。
ウルトラセルは1つの機械で以下の3種類の施術が可能です。
- ハイフによる筋膜リフト
- 高周波を用いたたるみ改善
- 電極を点状に照射しておこなう、まぶたや目元の施術
ウルトラセルと似た方法として、アメリカで開発され、アメリカのFDAから2004年に「リフトアップ効果」がある機械として認可を受けた「ウルセラ」があります。
ウルトラセルとウルセラはどちらもハイフ用の機器で、たるみ、シワ、シミなどにアプローチします。
ウルトラセルQ+
ウルトラセルQ+は2018年にリリースされました。
ウルトラセルQ+がリリースされたことで「線状(リニア)」の照射が可能になり、点状と比較して広範囲の熱照射ができるようになりました。
また、タンパク質の変性を引き起こす63℃前後で安定的に照射ができるため、肌の引き締めやリフティング効果が期待できます。
ウルトラセルZi
ウルトラセルZiは2022年にリリースされた医療機器です。
照射方法は点状と線状の両方に対応していて、真皮はもちろん皮下組織にわたる広範囲にまで照射が可能なので、肌悩みに応じた使い分けが可能です。
従来の機械と比較すると6倍の広範囲に照射できるため、効率的に脂肪の溶解を引き起こし、小顔や引き締め効果をもたらします。
また同じ箇所を重複して照射する心配がないため、より均一かつ正確に超音波を照射し、肌に対してコラーゲンの生成を促します。
医療用ハイフがおすすめな人
医療用ハイフがおすすめな人は以下の通りです。
- フェイスラインをすっきりさせたい
- 顔のたるみやシワが気になる
- 目元や口元のたるみを何とかしたい
- 頬のたるみを引き締めたい
- 切開しないリフトアップ施術を受けたい
- 二重あごをどうにかしたい
- 肌にハリやツヤが欲しい
- お腹や二の腕などの部分痩せがしたい
医療用ハイフに期待できる効果
肌は大きく分けて上から表皮、真皮、皮下組織、SMAS、表情筋というように分かれていて、医療用ハイフは狙った層に向けて超音波の熱エネルギーを届けられます。
よって医療用ハイフに期待できる効果はいくつかあり、たとえば以下のような効果が期待できます。
- たるみやシワ、ほうれい線の改善
- 二重あごやフェイスラインのリフトアップ
- 肌のハリやツヤ
- お腹や二の腕などの部分痩せ
効果1.肌のリフトアップ
医療用ハイフをすると、肌のリフトアップ作用があります。
なぜなら医療用ハイフはカートリッジを交換することで、肌の奥深い層まで超音波の熱エネルギーを届けられるからです。
とくに皮膚を支える土台といわれる「筋膜」にまでアプローチします。
筋膜は「皮下組織」という脂肪層と、顔の表情を作るための筋肉である「表情筋」の間に存在する薄い膜で、別名SMASとも呼ばれています。
ハイフをすると顔の皮膚を引き上げながら、加齢などによりたるんだ「筋膜」に熱エネルギーを加えます。
筋膜は熱エネルギーを受けると縮むので、結果として肌表面で起こっているたるみやシワ、ほうれい線が改善し、肌のリフトアップにつながります。
効果2.肌のハリツヤ
医療用ハイフは、肌のハリや弾力を担う真皮層にアプローチします。
とくに、真皮層に熱エネルギーが届くと熱によって肌がダメージを受けるため、真皮層でコラーゲンやエラスチン(肌のハリを作るたんぱく質)などが活発に生成されます。
真皮層は肌のハリや弾力を担う層なので、コラーゲンやエラスチンが十分に真皮内に満たされると内側からハリが出て、たるみやシワが目立ちにくくなります。
効果3.お腹や二の腕などの部分痩せ
医療用ハイフは狙った層に向けて超音波の熱エネルギーを届けられるため、皮下組織にもアプローチできます。
皮下組織は大部分が脂肪でできた層なので、熱エネルギーを加えることで脂肪細胞を分解します。
余分な脂肪細胞が分解されると、肌表面の脂肪も減るため、すっきりとした印象になります。
初めての方も必見!ハイフおすすめクリニック5選
ここでは、ハイフのおすすめクリニック5選を紹介します。
赤坂ステラクリニック | TCB東京中央美容外科 | 共立美容外科 | 東京美容外科 | 東京イセアクリニック | |
---|---|---|---|---|---|
顔全体の 料金 (税込) | 107,800円 | 24,800円 | 44,000円 | 55,000円 | 44,000円~ 176,000円 |
ハイフの 機器の種類 | ウルトラセルZi | ソノクイーン | Super”HIFU” Pro | ウルトラセルQ+、 ソノクイーン | ウルセラ、ウルトラセルQ+、 ISEA HIFU |
エリア | 東京 | 全国100院以上 東京、大阪、愛知、北海道、福岡など | 全国20院以上 東京、大阪、愛知、北海道、福岡など | 全国10院以上 東京、大阪、愛知、北海道、福岡など | 東京 |
新しめのハイフ機器「ウルトラセルZi」を使用 赤坂ステラクリニック
赤坂ステラクリニックの特長
- 奥深くのSMAS層へはたらきかけるウルトラセルZiを採用
- 肌質改善や顔全体の引き締め効果が期待できるHIFUシャワーも提供
- 赤坂駅から徒歩3分で通いやすい
東京・赤坂駅から徒歩3分のところにある赤坂ステラクリニック。
ハイフでは新しめの機器である「ウルトラセルZi」を採用しています。
ウルトラセルZiは、今までは届かなかったSMAS層(筋膜)まではたらきかけるのが特長で、切らずにしわ・たるみの改善をおこなえます。
ダウンタイムもかなり短くて済むので、ウルトラセルZiを体験したい方は赤坂ステラクリニックへ行ってみましょう。
熱感や痛みをおさえたソノクイーンを利用 TCB東京中央美容外科
TCB東京中央美容外科の特長
- 熱感や痛みをおさえたソノクイーンでハイフをおこなう
- クーポン適応で4,800円(税込)~全顔ハイフが可能!
- 全国100院以上あるから通院しやすさバツグン
TCB東京中央美容外科では、韓国製のソノクイーンを使用しています。
ソノクイーンは熱感や痛みをおさえて施術ができるため、初めてハイフを受けてみるという方にもおすすめです。
なお、TCB東京中央美容外科では全顔(額・目周り除く)が24,800円(税込)で受けられますが、
クーポン適応ならなんと4,800円(税込)~という安さでハイフができちゃいます。
なるべく料金を抑えたいなら、TCB東京中央美容外科のハイフは要チェックです。
こだわりのオリジナル機器でハイフ!共立美容外科
共立美容外科の特長
- オリジナルの「Super”HIFU” Pro」という機器で施術
- ショット数が多いのが特徴。あご下含む顔全体なら1度で450回も照射
- ハイフは税込19,250円~受けられてリーズナブル
共立美容外科では、オリジナルの「Super”HIFU” Pro」という機器でハイフをおこなっています。
「Super”HIFU” Pro」は3つの超音波を使い、1.5mm、3mm、4.5mmの3つの層にはたらきかけるのが特長。
1つの層ではなく3つの層を引き上げるため、よりリフトアップを感じられます。
またショット数が多いのもポイントで、あご下含む顔全体なら1度で450回も照射するため、高い効果が期待できます。
料金は部位にもよりますが19,250円(税込)~とリーズナブルです。
術後安心保証がある東京美容外科
東京美容外科の特長
- 韓国MFDS認可のウルトラセルQ+を使用(一部院で提供※)
- リフトアップか脂肪溶解か、ほしい効果によってコースを選べる
- 術後安心保証があるから、万が一トラブルがあったときも安心
全国10ヵ所以上に展開している東京美容外科は、韓国MFDS認可のウルトラセルQ+によるハイフを提供しています。
顔周りのリフトアップのほか、あごまわりの脂肪溶解効果を得られるコースもあるのが特徴です。
さらに術後安心保証があるため、万が一トラブルがあったときも安心。
アフターサービスが充実しているクリニックといえるでしょう。
※ウルトラセルQ+提供院:札幌、青森、秋田、赤坂、池袋、新宿、新潟、名古屋、梅田、広島福山、福岡、熊本、沖縄。高崎院ではソノクイーンを提供
3種類のハイフを提供する東京イセアクリニック
東京イセアクリニックの特長
- ウルセラ、ウルトラセルQ+、ISEA HIFUの3種類のハイフを提供
- 小顔に特化したオリジナルの「ISEA HIFU」も選べる
- 分割払いやローンも使えるから、一度に払えなくてもOK
東京・新宿にある東京イセアクリニックでは、ウルセラ、ウルトラセルQ+、ISEA HIFUの3つを提供しています。
ISEA HIFUは小顔に特化したオリジナルのハイフ施術で、大山医師自らが研究をおこないもっとも小顔効果のある施術方法としてリリースされました。
ISEA HIFUの施術者は、全員大山医師の指導を受けているので、クオリティの高さが保証されているといえます。
そのほかのウルセラ、ウルトラセルQ+も人気の施術なので、自分に合ったものを選べますよ。
医療用ハイフを受ける前に押さえておきたい注意点3つ
医療用ハイフを受ける前に押さえておきたい注意点は以下の3つです。
- 効果は施術後1~2か月間で実感しやすく、3か月後がピークといわれる
- 皮下脂肪が少ないと、効果を感じにくい場合がある
- 10代~20代前半の人は必要がない場合もある
注意点1.効果は施術後1~2か月間で実感しやすく、3か月後がピークといわれる
医療用ハイフの効果は施術後1~2か月間で実感しやすく、3か月後がピークといわれています。
なぜなら、ハイフ後は超音波の熱によって以下の2つが期待できるからです。
- 熱による筋膜の変性で肌の引き締まりを感じる
- 熱によるダメージで肌の治癒力が高まり、1か月ほど真皮層でコラーゲンの生成が活発におこなわれる
これらの働きによって効果は約1か月~2か月間で実感しやすいといわれています。
注意点2.皮下脂肪が少ないと、効果を感じにくい場合がある
ハイフの超音波は表皮層や真皮層はもちろん、さらに深い部分にある皮下脂肪や筋膜にアプローチします。
よってもともと皮下脂肪が少ない人がハイフを受けると、顔がこけてしまったり、引きあがりの効果を感じにくかったりする場合があります。
なぜなら、超音波の熱変性によって縮む脂肪がないからです。
よって皮下脂肪が少ない人、加齢によって顔の脂肪が減ってくるといわれる50代~60代の人は、ハイフを受ける前にクリニックで相談したほうがよいでしょう。
注意点3.10代~20代前半の人は必要がない場合もある
医療用ハイフは誰でも受けたほうがよいというわけではありません。
とくに、筋膜層がたるむほどに年を重ねていない10代~20代前半の人は施術を受けても思うような効果が得られない場合があります。
ただし、顔のたるみや老化の進行は人によって異なるため、必ずしも10代~20代前半の人はハイフが不要というわけではありません。
ハイフを受けてみたいという人は施術を受ける前にクリニックで相談するのがおすすめです。
医療用ハイフが受けられない人
以下に当てはまる場合、医療用ハイフが受けられません。
- 妊娠または授乳中である
- 施術部位に金の糸を入れている
- 直近でなんらかの美容医療や治療を受けた
- 施術部位に強い日焼けや皮膚疾患・感染などがある
- 真性ケロイド・ケロイド体質である
施術を受けられる人の基準はクリニックによって異なるので、受診したクリニックの指示に従いましょう。
また、治療中の症状や使用中の薬がある人は必ず、クリニックで問診を受けた際に事前に相談しておくと安心です。
医療用ハイフを受ける流れ
医療用ハイフを受ける流れは以下の4STEPです。
- STEP1.問診と診察
- STEP2.施術前に洗顔とクレンジングでメイクや肌の汚れを落とす
- STEP3.ジェルなどをぬって施術をする
- STEP4.メイクや保湿ケアをする
施術の時間は、部位にもよりますが20~30分程度です。
医療用ハイフの効果の持ちと回数
医療用ハイフは1度でも効果を感じられますが、効果が永久に継続するわけではありません。
よって、医療用ハイフは約3か月から半年に1回のペースで受けるのが推奨されています。
また回数は部位によっても異なりますが、皮膚なら約3回前後、ボディの場合は約3回~5回が目安です。
医療用ハイフを受けた後の過ごし方のコツ
医療用ハイフを受けた後はしっかりアフターケアをしましょう。
なぜなら、肌表面に傷がなくても肌の内部は熱のダメージを受けているからです。
たとえば、熱ダメージによって肌が乾燥しやすかったり、紫外線の影響を受けやすかったりします。
そのため、いつも以上に念入りに保湿ケアや紫外線対策をおこなうことが大切です。
医療用ハイフ後に起こるダウンタイム
医療用ハイフ後に起こるダウンタイムは約1週間~2週間ほどです。
ただし、肌状態はもちろん、照射範囲や照射方法などによっても異なります。
また、ダウンタイム中は以下の症状がおこることがあります。
- 赤み、腫れ、肌が熱くなる感じ
- 筋肉痛のような痛み
少しでも気にある症状が続く場合は無理をして我慢せずに、すぐにクリニックに相談しましょう。
医療用ハイフの副作用
医療用ハイフを受けた際に起こりうる副作用は以下の通りです。
- 熱ダメージによる一時的な乾燥
- 肌の乾燥によって、紫外線の影響を受けやすい
- 熱さによって、痛みを感じる場合がある
- 施術直後の赤みや1週間ほどの腫れ
- やけど
- 神経の損傷
- ハイフのやりすぎによって痩せこけて見える
医療用ハイフは医師や看護師による施術のため、万が一気になる症状が出たらすぐに相談をしましょう。
また、施術中に少しでもしびれや違和感を感じたら我慢せず、すぐに伝えることが大切です。
医療用ハイフに関するQ&A
医療用ハイフに関するQ&Aは以下の通りです。
Q1.医療ハイフを受けるときは麻酔は必要?
医療ハイフを受けるときは麻酔クリームは使用しない場合が多いです。
ただし、施術中の刺激や痛みが心配という人は事前に相談してみましょう。
Q2.医療用ハイフがおすすめできない人はいる?
医療用ハイフの治療がおすすめできないのは以下のような人です。
- 皮下脂肪が少ない人
- 10代~20代前半であまりたるみがない人
- 皮下脂肪が減ると、頬がこけて見える恐れがある人
- たるみの進行が進んでいて、ハイフ以外の施術がよい人
自己判断せず、必ずクリニックで事前に相談をしてから治療を受けましょう。
Q3.医療ハイフを受けると、将来の肌に何かデメリットはある?
残念ながら、ハイフに限らず、どんな医療行為もリスクがまったくないということはありません。
ハイフを受けて赤みや腫れなどが出たり、まれに顔の神経を損傷したりする恐れもあります。
リスクを抑えるためには経験が豊富なクリニックを選ぶ必要があります。
また、事前のカウンセリングで副作用やリスクを漏れなく聞いておくことが大切です。
「価格が安いからエステで医療ハイフを受けちゃおう」「なんとなく良さそうだし、このクリニックで受けよう」などの理由で、クリニックを選ぶのは危険です。
治療前に不安や疑問点は必ず解消しておきましょう。
まとめ
- 安心して施術を受けるために、エステでは医療用ハイフを受けないほうがよい
- 医療用ハイフは肌表面を傷つけずにできる超音波治療
- 医療用ハイフは治療後1~2か月間で実感しやすく、3か月後がピーク
本記事に関する特記事項
・本記事に記載されている費用などの「金額」は一部プランの例です。コースや時期によって、本記事での表記とサービス内での表記が異なる場合があります。
・本記事で紹介しているクリニックの選定について、監修者の方は一切関わっていません。