妊娠中のアートメイクは大丈夫?リスクや産後施術のポイントも解説!
※当サイトの記事には、事業者の商品・サービスの広告を含んでおります。
このようなお悩みが解決できる記事となっています。
「出産時にはアートメイクできれいな状態を保っていたいな」という方もいるかもしれませんが、妊娠中のアートメイクは問題ないのでしょうか?
この記事では妊娠中のアートメイクはOKか、産後のアートメイクはOKかなど解説していますよ!
ぜひ読み進めてみてくださいね。
監修者
アルスクリニック アートメイクアーティスト
【保有資格】
看護師免許 保健師免許
J.URBANTOUCH BROW MASTER COURSE
J.URBANTOUCH LIP MASTER COURSE
目次
妊娠中のアートメイクは基本的にNG
結論、妊娠中にアートメイクは基本的にNGとされています。
なぜなら、麻酔が使えなかったりホルモンの影響を受けたりと、リスクがさまざまあるからです。
実際に妊娠中・妊活中・不妊治療中・妊娠の可能性がある方はクリニックが断る場合も多く、そもそも施術自体受けられないケースが多いです。
妊娠中にアートメイクができない理由は、これから説明します。
妊娠中のアートメイクをおすすめできない理由5つ
前提として、妊娠中のアートメイクはおすすめできないことをお伝えしましたが、なぜおすすめできないかを次にお伝えします。
妊娠の可能性がある方や妊娠中の方、気になる方はぜひ確認してみてください。
理由1:麻酔が使えない
麻酔が使えないことも、妊娠中のアートメイクをおすすめできない理由の1つ。
なぜ麻酔が使えないかというと、麻酔に入っているリドカインという成分が胎盤を通ってお腹の赤ちゃんに伝わりやすいからです。
実は妊娠中に麻酔を使用することは安全かどうかの確証がまだなく、妊娠中の使用は避けるほうがよいと、多くの麻酔クリームに記載があります。
事実、日本麻酔科学会も麻酔が原因で胎児に影響が及んだかどうかを明確に証明するものはないと発表しています。
妊娠中にお母さんに投与されたお薬は、胎盤を介して胎児にも移行します。 動物を使った研究では、非常に大量の麻酔薬を投与すると催奇形性があるという結果が報告されています。 しかし、通常量の麻酔薬を使用したヒトの研究では、胎児の催奇形性を明確に証明するものはありません。引用:公益社団法人 日本麻酔科学会
「妊娠中にお産以外の手術を受けることになった」より一部抜粋
明確な確証がない以上、胎児に影響がおよぶ可能性もゼロではありませんので、麻酔が使えず、アートメイク施術ができないのです。
理由2:女性ホルモンの影響を受ける
おすすめできない理由の2つ目は、プロゲステロンという女性ホルモンの影響を受けることです。
なぜならプロゲステロンが原因で肌が敏感になり、施術の刺激により炎症を起こしたり痛みを感じやすくなったりするから。
このプロゲステロンの数値は一般的に、卵胞期(月経の終わりごろ)が0.28以下なのに対し、妊娠後期には170近くなることもあるほど分泌量に違いがあるんです。
ホルモンの影響を受け、炎症の原因や痛みに敏感になりやすいので妊娠中は避けたほうがよいでしょう。
理由3:使える薬に制限がある
3つ目は、妊娠中に使える薬が限られることです。
なぜこれがおすすめできない理由かというと、もし炎症や痛みが生じた場合に適切な薬を服用できない可能性があるからなんです。
たとえば、市販の鎮痛剤で有名なものにバファリンやロキソニンなどがありますが、このほとんどが妊娠中の服用はNGとなっています。
妊娠中に服用できる有名な鎮痛剤としてカロナールがありますが、身体に配慮して効果が薄く、あまり痛みを抑えられないことも。
炎症が抑えられず感染症に進行してしまったり、発熱したりと薬が使えない影響が出る恐れがあるため、妊娠中のアートメイクはおすすめできません。
理由4:色素が定着しづらい
4つ目の理由は、アートメイクで肌に入れる色素が定着しづらいことです。
というのも、妊娠中は身体に脂肪が蓄積されやすくなる影響で代謝量や皮脂量が増え、汗をかきやすくなるんです。
汗をかきやすいとアートメイクで皮膚に入れた色素が落ちやすくなるため、そもそもアートメイク自体おすすめしにくい体質になります。
せっかく入れた色素が定着せず排出されやすくなるため、おすすめできません。
アートメイクアーティスト渡邉さん
妊娠中ではなくても、汗をかきやすい方や脂性肌の方は、施術部位が滲みやすかったり、定着がしずらい傾向にあります。
理由5:施術中に動けない
5つ目の理由は、1~2時間程度の施術中に動くのが難しいことですね。
「動けないことがおすすめできない理由なの?」と思うかもしれませんが、意外と影響があるんです。
個人差はあるものの、お腹が大きくなってくると仰向けの姿勢が苦しく感じたり、息がしづらいと感じたりします。
また、お手洗いが近くなったり、腰が痛くなったりと妊娠中ならではのさまざまな影響が出てくるため、動けないこともおすすめできない理由といえます。
産後にアートメイクは可能?
産後のアートメイクについては、条件があるものの施術可能なクリニックもあります。
具体的な条件としては【施術後48時間は授乳を控える】などがあり、クリニックによって違いがあります。
ちなみにこれは、麻酔成分が母乳を通して赤ちゃんに影響を及ぼすのを防ぐためです。
とはいえ、授乳中の方は受けていないクリニックもありますので、行きたいクリニックが決まっている場合には施術可能か問い合わせてみるとよいでしょう。
産後のアートメイクがおすすめなポイント2つ
授乳が終了(卒乳・断乳)したり、ホルモンバランスの乱れが落ち着いたりしてから、アートメイクを受けるのはおすすめです。
なぜおすすめなのか、ここから説明していきますね
ポイント1:メイク時間を短縮できる
お出かけ前のメイク時間が短くなるのがポイントの1つ目。
なぜかというと、お出かけ前はバタバタしてゆっくりメイク時間が取れないことも多いからです。
特に仕事復帰するとご飯の準備や保育園の準備など、バタバタ度合いも増してしまいます。
実際に当メディアで1,210人を対象に行なったアンケートで「アートメイクを受けてよかったことはなんですか?」の項目では、
「メイクの時間が短縮した」という回答が一番多い結果となりました。
アートメイクをしていると時短につながるためおすすめです!
ポイント2:メイクできない場所でもきれいでいられる
2つ目のポイントはメイクができない場所だったり、メイクが落ちやすいような環境でも美しくいられること。
仮に次の子どもを授かった場合、事前にアートメイク施術をしてあると出産時や入院時にもきれいな状態を保っていられます。
また、子どもの行事で汗だくになってメイクが落ちていた、ということも回避できますよ。
写真を見返して「ほぼすっぴんだった・・・」なんて事態を避けるためにも、産後のアートメイクはおすすめですね。
産後におすすめなクリニック3選
産後、アートメイクを受けたいときにおすすめのクリニックを紹介します!
それぞれおすすめのポイントもまとめていますので、クリニック選びの参考にしてください。
【関東】すっぴんでプロ仕上げの眉が嬉しいメディカルブロー
メディカルブローの特長
- 難しい認定試験にパスしたスキルのある施術者が多数在籍
- すっぴんでもなじむ、本物のような毛並みアートメイクが可能
- カスタマーサポートセンターがあるなどアフターフォローが手厚い
全国に9院、年間症例数60,000件を超える圧倒的な実績※がある「メディカルブロー」は国内最大のアートメイクブランドです。
※2024年11月現在
顔の黄金比や眉の黄金比、眉の太さの黄金比、希望のデザインから最適なデザインを導き出すため、カウンセリングを念入りに行ってくれます。
他のクリニックには少ないカスタマーサポートセンターもあるため、医師と専門のカウンセラーW体制による丁寧なヒアリングが受けられ、初めての方でも相談しやすいでしょう。
【関東】産後におすすめなのはアートメイクギャラリー
アートメイクギャラリーの特長
- 海外の技術をいち早く取り入れている
- 講師レベルの技術を持つスタッフが多数在籍
- すっぴんでもなじむ、自然で美しい眉毛を手に入れることが可能
顧客満足度、99.4%※の「アートメイクギャラリー」では、リーズナブルな価格で最先端アートメイクの施術を受けられます。
※アートメイクギャラリー調査
妊娠中の方への施術はできないものの、出産後に授乳を48時間空けられる方は施術可能です。
デザインの際は、シグマデザインと呼ばれる6つのステップで高品質なデザインを提案してくれます。
眉アートは仕上がり状態を3種類の中から選べるため、納得いくクオリティの眉を手に入れられますよ。
施術や症例、予約混雑状況はInstagramから簡単に確認ができます。
【関西】託児所も完備のデイジークリニック心斎橋院
デイジークリニックの特長
- 高いスキルを持つアーティストが在籍
- 眉アートメイクのメニュー×デザイン×カラーが豊富
- オンライン相談が可能
「DAZZY CLINIC(デイジークリニック)」は眉・リップ・アイライン・ほくろ・ヘアラインと施術メニューが豊富なうえに、デザインやカラーの選択肢も多いクリニックです。
技法は3種類、カラーは複数色あり、その中から自分に合ったものを選べるので理想の眉毛に出会えるでしょう。
オンラインでのカウンセリングも実施しているため、事前に自宅で不安を解消させることができます。
託児所付き美容クリニック👶🏻
ママだからと諦めて欲しく無い。
ママさんの美容の時間も大切にしたいと考え、当院では託児所をご用意しております🌈
専属の保育士がお子さんをお預かりします😌#美容クリニック #ニキビ跡 #ダーマペン #美容オタク #託児所 #一時預かり #ママ応援 #デイジークリニック pic.twitter.com/GJsHd4UGNT— DAZZY CLINIC心斎橋院 (@Dazzy_Osaka) November 16, 2022
心斎橋院では託児所も完備しており、保育士免許保有スタッフが託児をしてくれますよ。
ただしアートメイクは授乳中の方は施術をお断りされるので、授乳期間が終わってから利用しましょう。
アートメイク施術後に妊娠が分かったら?
1回目のアートメイク施術後に妊娠が分かった場合、心配であれば産婦人科に確認してみるといいでしょう。
妊娠超初期であれば問題ないと言われる場合があるものの、状況によっては注意が必要なこともあるかもしれません。
専門医に指示を仰ぐのが最適なので、電話や通院して相談してみましょう。
妊娠中のアートメイクは避け、妊娠期間以外で施術してもらおう!
- 妊娠中のアートメイクは基本NG
- 麻酔が使えなかったり、ホルモンの影響を受けたりする
- 産後落ち着いてからのアートメイク施術はおすすめ
調査概要
調査概要
- 調査実施会社:トレンダーズ株式会社
- 調査実施期間:2023年6月12日~2023年6月13日
- 調査対象:20~49歳の女性1210人(うちアートメイク経験者126人)
- 有効回答数:1210(うちアートメイク経験者:126)
- 調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用)
本記事に関する特記事項
・本記事に記載されている費用などの「金額」は一部プランの例です。コースや時期によって、本記事での表記とサービス内での表記が異なる場合があります。
・本記事で紹介しているクリニックの選定について、監修者の方は一切関わっていません。