アートメイクって永久にもつ？色落ちを防ぐコツや薄くなった場合の対処法

アートメイクは1度受けたら永久に消えないというわけではなく、時間の経過とともに色が薄くなっていきます。

この記事ではお気に入りのアートメイクのデザインや色を長持ちさせるポイントや、アートメイクが薄くなった時にすぐに試せる対処法を紹介します。

アートメイクは永久に持つわけではない

アートメイクは永久に持つわけではなく、1回の施術あたり持続期間は1年～2年です。

アートメイクはタトゥーよりも皮膚の浅い部分に色素を入れるため、

ターンオーバーによって時間の経過とともに部分的にデザインや色が薄くなっていきます。

当サイトで行った20代～40代の女性1,210人を対象にしたインターネット調査によると、

2回以上眉毛アートメイクを受けた人の60％が「半年～1年に1回」のサイクルで施術を受けていました。

この結果からアートメイク経験者の多くは定期的にアートメイクをメンテナンスし、より長く美しい状態をキープしている人が多いことが分かります。

次の項目ではアートメイクの持ちを左右する要素を詳しく見ていきましょう。

アートメイクの持ちを左右する要素3つ

アートメイクの持ちを左右する要素は1つではなく、複数あります。

• 施術部位
• 肌質
• 生活習慣

アートメイクをできるだけ長く、美しくもたせたい人はアートメイクの持ちを左右する要素を知り、丁寧にケアを行うことが大切です。

要素1.施術部位

アートメイクは肌の古い角質が排出される「ターンオーバー」によって、徐々に色素も排出されるため、色が薄くなっていきます。

とくにターンオーバーが起こる「周期」は「施術部位」によって異なるため、アートメイクの色持ちにも差が出る場合があります。

たとえば、顔のターンオーバーが約28日前後であるのに対して、リップはターンオーバーの周期が約3日～4日と早いため、色が長持ちしにくい場合があります。

アートメイクをより美しい状態で保つためには施術後から1年を目安にしつつ、鏡を見て気になったタイミングでリタッチを受けるのがおすすめです。

要素2.肌質

アートメイクは肌質によって色が長く定着しにくい場合があります。

とくに皮脂量が多く、脂性肌の人はアートメイクの色素が定着しにくい場合があります。

肌質が定着しにくいかもと思う人はあらかじめ必要な回数や肌質に合う施術方法、ケアのポイントをカウンセリングで聞いておくと安心です。

要素3.生活習慣

アートメイクは肌のターンオーバーで少しずつ色素が薄くなるため、施術後も必要以上に新陳代謝を上げないようにすることが大切です。

たとえば定期的にサウナに行ったり、激しい運動をしたりする人はアートメイクが薄くなりやすいです。

ただし、必要以上に新陳代謝を促進する行為を避けるというよりは、ピーリングなどで過度にターンオーバーを促さないようにするのがおすすめです。

ピーリングをしたいときは施術部位を避けて行うとよいでしょう。

アートメイクの消え方

アートメイクの消え方には個人差がありますが、突然消えるのではなく徐々に薄くなっていくのが一般的です。

「デザインや色が一気に消えてなくなる」というわけではなく、部分的にデザインが欠ける、色がにじむ、色が薄くなる、色が変わるなどして少しずつ消えていきます。

アートメイクが少し薄くなってきたら、残っているアートメイクの色やデザインに合わせてメイクなどで少しカバーしたり、気になる部分を1年に1回を目安にリタッチするとよいでしょう。

アートメイクが薄くなってきたとき、すぐに試せる対処法

アートメイクが薄くなってきたら、リタッチを受けて微調整するのがおすすめです。

しかしすぐにリタッチを受ける時間がない人は「メイクでカバーする」のも1つの方法です。

たとえば眉毛アートメイクなら、薄くなってきた部分にコンシーラーを塗って肌となじませてから、残っているアートメイクのデザインや色に合わせてペンシルやパウダーで整えてみましょう。

リップアートメイクの場合は、口紅を上から重ねると色味を整えられます。

アートメイクは時間の経過とともにデザインや色が薄くなりますが、1度受けるとメイクをする際もそのガイドラインに沿って、上からメイクを重ねられるので形を整えやすくなります。

アートメイクを受ける際は薄くなってきたときに違和感が出ない色やデザインを選んでおくと、メイクやリタッチで調整しやすいのでおすすめです。

アートメイクを美しく長持ちさせるコツ

アートメイクを長持ちさせるコツは以下の通りです。

コツ1.ダウンタイム中のケアを丁寧に行う

アートメイクはダウンタイム中の約1週間がとくに色素が落ちやすい状態です。

なぜなら、アートメイクのダウンタイム中は肌に対して完全に色素が定着していないからです。

施術後から1週間のダウンタイム中は肌が敏感な状態のため、とくに以下の点に気を付けて過ごすことでダウンタイム後のアートメイクの持ちがよくなります。

ダウンタイム中、丁寧にアフターケアを行うことでアートメイクの色やデザインがきれいに保ちやすくなります。

コツ2.リタッチをする

アートメイクを長持ちさせるためにはリタッチを上手に活用しましょう。

アートメイクは時間の経過とともに部分的に色が薄くなるため、1年～2年を目安に修正を行うとアートメイクをきれいな状態で長く保ちやすくなります。

リタッチでは欠けてしまった部分の形を整えたり、色味を足したりなどの調整ができます。

施術回数には個人差がありますが、1回目の施術から約1～3か月後を目安に2回目の施術が可能で、リタッチは1年～2年を目安に行うことができます。

コツ3.ターンオーバーを早める行為に気を付ける

アートメイクのダウンタイムが終了した後も肌のターンオーバーを早める行為は避けましょう。

たとえば、以下のような行為はターンオーバーが促進されやすくなる可能性があります。

ターンオーバーを早める行為はアートメイクの部位を避けて少しずつ取り入れていくことが大切です。

編集部おすすめのアートメイククリニック9選

編集部おすすめのアートメイククリニックをまとめました。

1.追加部分施術でオトクにリタッチできる「メディカルブロー」

全国に9院、年間症例数60,000件を超える圧倒的な実績※がある「メディカルブロー」は国内最大のアートメイクブランドです。※2024年11月現在

顔の骨格から黄金比をみて、カウンセリングを念入りに行ってくれます。

独自技術の「6Dストローク®」は、近くで見ても自眉と区別がつかないくらい、自然で立体感のある仕上がりが可能です。
※「6Dストローク®」はメディカルブロー独自の名称として商標登録されています

他のクリニックには少ない医師と専門のカウンセラーW体制による丁寧なヒアリングが受けられるため、アートメイクが初めての方でも相談しやすいでしょう。

メディカルブローの
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2.リタッチ料金がある「グロウクリニック」

圧倒的なデザイン力とレベルの高いスタッフが在籍していると話題になり、月に1,000件もの予約・問い合わせが来る「グロウクリニック」。

最適なデザインを納得いくまで話し合えるカウンセリングが特徴です。

自分がなりたい理想の眉や、自眉の状態に合わせて3種類の施術方法から選択できます。

予約は、24時間可能なWEBやLINEで対応してくれるため自分の予定に合わせストレスなく予約が取れるでしょう。

グロウクリニックの
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3.眉・リップ・アイライン・ヘアラインに対応している「エルムクリニック」

「エルムクリニック」では眉毛、リップ、アイラインなどの施術が可能で、眉アートのデザインは3種類から選べます。

世界最先端の高い技術を持った医療アートメイクのプロが施術を行なってくれるため、アートメイクを安心して任せたいと思う方におすすめです。

あらゆるSNS媒体でクリニックの情報を発信しているので事前にクリニックのことを把握するのに困りません。

デザインや症例実績も豊富に掲載されているため、施術のイメージをしやすいクリニックでしょう。

エルムクリニックの
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4.色の種類が豊富な「Skin Clinic 9ru（AISクリニック）」

充実した施術プランと業界屈指の豊富なカラーから、自分の希望に合った理想の眉毛を追求できる「AISプレミアムアートメイク」は、黄金比からも似合うデザイン提案してくれるため初心者の方でも安心して施術を受けられます。

肌に優しいナチュラルな色素原料が使用されているため、敏感肌の方や炎症・アレルギーなどが気になる方でも安心して施術に臨めるでしょう。

オンラインでカウンセリングを行ってくれるため、近くにクリニックがなくても施術に対する疑問点や不安を気軽に質問できる点が大きなメリットと言えます。

AISプレミアムアートメイクの
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5.眉以外のリタッチも受けられる「DAZZY CLINIC（デイジークリニック）」

「DAZZY CLINIC（デイジークリニック）」は眉・リップ・アイライン・ほくろ・ヘアラインと施術メニューが豊富なうえに、デザインやカラーの選択肢も多いクリニックです。

技法は3種類、カラーは複数色あり、その中から自分に合ったものを選べるので理想の眉毛に出会えるでしょう。

オンラインでのカウンセリングも実施しているため、事前に自宅で不安を解消させることができます。

デイジークリニックの
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6.デザインにかかわらず、リタッチ料金が一律な「アートメイクギャラリー」

顧客満足度、99.4%※の「アートメイクギャラリー」では、リーズナブルな価格で最先端アートメイクの施術を受けられます。

※アートメイクギャラリー調査

シグマデザインと呼ばれる6つのステップで高品質なデザインを実現しているため、思い通りの仕上がりを手に入れられるでしょう。

眉アートは仕上がり状態を3種類の中から選べるため、納得いくクオリティの眉を手に入れることが可能です。

施術や症例、予約・混雑状況はInstagramから簡単に確認ができます。

アートメイクギャラリーの
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7.お気に入りのデザインをリタッチで長持ちさせるなら「銀座よしえクリニック」

「銀座よしえクリニック」は、アートメイク年間1,200人以上※の利用者や雑誌掲載・年間症例数など圧倒的な実績がある医療機関として信頼の高いクリニックです。

※銀座よしえクリニック調べ

最新3Dアートメイクで、リアル眉毛のように毛の一本一本まで再現できるのが特徴です。

3回目以降の施術もお得に受けられるため、自分に似合う美眉を追求し仕上げられます。

アートメイク以外に美容皮膚科としての治療も行っているため、美容医療に関する知見も豊富です。

銀座よしえクリニックの
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8.麻酔の種類が豊富でリタッチも安心な「湘南美容クリニック」

リーズナブルな価格でクオリティーの高いアートメイクが施術できるとSNSや口コミで話題になっている「湘南美容クリニック」では眉アートメイクをはじめ、7種類の施術を受けられます。

眉アートの手法は全4種類とデザインが豊富なため、幅広い利用者の要望に応えられるのが特徴です。

Instagramで多くの症例写真を掲載しているので技術力やデザイン力を確認できるのも魅力です。

豊富な経験・実績を有するアーティストが多数在籍しているため、初めて施術を受ける方でも安心して利用できるでしょう。

湘南美容クリニックの
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アートメイクに関するQ＆A

アートメイクに関するQ&Aは以下の通りです。

Q1.アートメイクって3年後、10年後はどうなるの？

アートメイクの持続期間は個人差があり、持続期間は約1年～2年といわれているため、3年以上たつとデザインや色味が薄くなっている場合が多いです。

また10年たつと色素が薄くなる以外に、施術部位のまわりに肌のたるみやシワが出て、デザインに違和感を感じる可能性があります。

たとえば眉毛の場合は、数年が経過したときに違和感が出ないように自眉毛の流れから大幅にはずれたデザインは避けるのがおすすめ。

施術部位にかかわらず、10年以上経過して眉毛の周りの肌がたるんだり、筋肉が衰えたりしても目立たないデザインを選んでおくと安心です。

アートメイクは1回でも効果はありますが、1年に1回を目安に定期的にリタッチを行うことで、常にベストな状態をキープしやすいでしょう。

Q2.アートメイクはすぐに消せるの？

アートメイクは施術後すぐには消せません。

どうしてもアートメイクを消したい場合は医療機関でレーザー治療を行い、除去する必要があります。

除去方法はレーザー以外に、除去液やクリームによる除去や施術部位を切開する方法がありますが、施術部位や肌に負担がかかるので注意が必要です。

アートメイクをどうしても除去したい人は「アートメイク除去方法」の記事を参考にしてみてくださいね。

Q3.眉毛アートメイクのさい、生えている自眉毛はどうなる？

眉毛アートメイクを受けるからといって事前に眉毛を抜いたり、剃ったりする必要はなく、自然な毛流れのままで過ごすことが大切です。

もとの眉毛の毛流れや生え方をそのままにして施術を受けることで、自眉毛を活かしたデザインにしてもらえます。

また、眉毛アートメイクを自眉毛よりも薄い色に仕上げて欲しい場合は施術を受ける約2週間～3週間前までを目安に脱色するのも1つの方法です。

Q4.アートメイクが薄くなったらどうしたらいい？メンテナンス料金はかかる？

アートメイクが薄くなった際はリタッチを行うのがおすすめです。

リタッチ料金はクリニックごとに料金設定が異なりますが、もとのデザインや色を活かした部分的な微調整なので、通常価格よりも手ごろな料金で受けられる場合が多いです。

ただし、リタッチ料金の適用には以下のような条件を求められる場合があります。

リタッチ料金があることで、お得にアートメイクのデザインを維持しやすくなります。

一方で、他のクリニックで受けたアートメイクをリタッチしたい場合、1回目の施術を別のクリニックで受けているため、「通常の施術」に分類される場合があります。

アートメイクを受ける際はリタッチ料金があるクリニックかどうかを調べておくと安心です。

まとめ

• アートメイクの色やデザインの持ちは永久ではなく、持続期間は約1年～2年
• アートメイクをより長く、美しく長持ちさせるためには年に1回のリタッチが効果的
• アートメイク後はしっかりとアフターケアをすることで、デザインや色を長持ちさせやすい

調査概要