クマ取りの脂肪注入はどんな人に必要か?ダウンタイムや脂肪注入なしの施術も紹介
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クマ取りの施術にはいろいろありますが、「脂肪注入」はメインというよりも、ほかの施術にプラスされることが多いです。
そのため「自分には脂肪注入は必要か?」と思う人もいるかもしれません。
結論からいうと、脂肪注入は必ずしも必要というわけではありません。
そこで今回は、脂肪注入が必要なケース・必要がないケースなどについてくわしく紹介します。
目次
クマ取りの「脂肪注入」とは?
ここではクマ取りでの脂肪注入がどんな施術なのか紹介します。
脂肪注入とは
脂肪注入は、目の下に自分の身体から採取した脂肪を注入する施術方法です。
脂肪を注入して、目の下にできたくぼみやクマ・たるみの改善を目指します。
美容クリニックによっては、採取した脂肪から不純物を取り除き細かくした「ナノリッチ」を使います。
そのため、安定性と定着性だけでなく、色味・小ジワの改善も期待できるのがポイントです。
ヒアルロン酸注射との違い
脂肪注入とヒアルロン酸注射の違いを表にまとめました。
脂肪注入 | ヒアルロン酸注射 | |
---|---|---|
費用相場 | 44万〜54万円 ※脱脂法+脂肪注入の場合 | 1cc 2万円~3万円 ※片側0.3~0.8cc必要 |
定着 | 定着率:50~60% | だんだん身体に吸収される |
効果の持続期間 | 定着すれば半永久的 | 半年~2年程度 |
ダウンタイム | ・内出血 ・赤み・腫れ ・むくみが1日~2日程度 | 約2週間程度 |
目の下に注入するという方法は同じですが、脂肪とヒアルロン酸ではいろいろと異なります。
中でも、「効果の持続期間」が大きな違いではないでしょうか。
脂肪注入は、定着すれば半永久的に効果が続くのに対し、ヒアルロン酸注射は、半年長くても2年程度と期限があります。
ただし、ヒアルロン酸注射の方が、脂肪注入よりもダウンタイムは少なく、費用もリーズナブルです。
脂肪注入が必要な人・向いている人は?
脂肪注入が必要な人はどんな人でしょうか?
ここでは、脂肪注入が向いている人の特徴を紹介していきます。
- クマの凸凹が強い人・黒クマにお悩みの人
- 赤クマ・青クマに悩んでいる人
- 中年期以降の女性
クマの凸凹が強い人・黒クマにお悩みの人
目の下の凸凹が強い人や、黒クマでお悩みの人に脂肪注入は向いています。
脂肪注入は、余分なところにある脂肪を除去する脱脂施術と併用されることが多いです。
なぜなら、脱脂施術のみだと、さらにくぼみ・たるみが目立つ可能性があるからです。
目の下のたるみ・くぼみが強い人は、脂肪注入で目の下のボリューム感を出して、くぼみをなくすように仕上げます。
つまり、クマの凹凸が強い人は、ふくらみの原因である脂肪除去と、くぼみ部分への脂肪注入とセットでおこなうのが効果的です。
赤クマ・青クマに悩んでいる人
赤クマは、目の下の筋肉が透けて見えるせいで、赤く見えてしまうタイプのクマです。
対して青クマは、目の下の血行不良が原因で、青黒く見えてしまうクマです。
どちらも、皮膚が薄いことで目立ってしまうタイプのクマなので、脂肪注入で皮膚に厚みとハリを出すことで色味改善ができます。
色味調整ができるのは、脂肪注入のメリットといえますね。
中年期以降の女性
実は、脂肪注入は若い方よりも中年期以降の女性の方が定着率は高いとされています。
若い方は新陳代謝が高く、脂肪が定着しにくい傾向があるからです。
また、女性の方が男性よりも脂肪を採取しやすいことも関係しています。
脂肪注入が必要ない・向いていない人は?
クマ取りの「脂肪注入」が向いていない・必要な人の特徴を紹介していきます。
- 目の下のくぼみ・凸凹が軽度の人
- 脂肪がついていない・やせ型の人
- 体重の増減が激しい人
- 色素沈着による茶クマに悩んでいる人
目の下のくぼみ・凸凹が軽度の人
一般的に、目の下のくぼみ・凸凹がそんなになく、皮膚のたるみもあまりない人は、脱脂のみで効果が期待できます。
取り除く脂肪の量を見極めながらおこなえば、脂肪注入までしなくても自然な目元に仕上がるからです。
自然な仕上がりになるためには、技術・経験豊富な医師に相談・施術してもらうことが大切です。
脂肪がついていない・やせ型の人
傾向として、女性よりも男性の方が脂肪が少ないこともあって、脂肪の定着率が高くありません。
そのため、中肉中背以下の男性や、やせ型の人は、脂肪注入があまり向いていません。
自分にどんな施術が向いているのかは、医師と相談をして提案してもらいましょう。
体重の増減が激しい人
ダイエットなどで体重の増減が激しい人も、脂肪注入が向いていません。
体重変動が大きい人は、それに合わせて注入した脂肪がしぼんだりふくらんだりすることも。
目の下に注入する脂肪は、元々脂肪がつきやすい部位から採るので、太ると周辺の顔の脂肪よりもふくらみやすいのです。
必ずしもダメというわけではないですが、リスクとして考える必要があるので、医師とよく相談することをおすすめします。
色素沈着による茶クマに悩んでいる人
色素沈着が原因の茶クマには、脂肪注入をしても消えないことが多いです。
茶クマの改善には、色素沈着部位の美白ケアやレーザー施術が有効でしょう。
自分はどんなクマで悩んでいるのかをはっきりさせるためにも、まずはクリニックでカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
クマ取りの脂肪注入で改善が難しい場合は?
クマ取りの脂肪注入では改善が難しいという場合には、他の方法で改善がはかれるかもしれません。
ここでは、脂肪注入以外の施術方法について紹介します。
- ハムラ法
- 裏ハムラ法
- 下眼瞼脱脂術(脱脂)
ハムラ法
ハムラ法は、下まぶたのたるみを解消するための施術です。
下まぶたの脂肪を切除ではなく、目の下の溝に移動させて、平らにします。
そのため、目の下の膨らみとクマの原因となるくぼみやたるみも一緒に改善できる方法です。
あまった皮膚も切除できるので、特にたるみが強く出ている人やゴルゴライン・くぼみが目立つ人におすすめします。
ただし、皮膚の表面からメスをいれるので、施術後は傷あとが目立つリスクがあります。
裏ハムラ法
裏ハムラ法は、目の下の眼窩脂肪を凹んでいる部分まで引き上げて固定する施術方法です。
下まぶたの裏側から施術をおこなうので、皮膚の表面からおこなうハムラ法と違い傷跡が見えないのが特長です。
ただし、粘膜側を切るので、たるんだ下まぶたの皮膚は切除できません。
その場合は、下まぶたの切除も一緒にできる、ハムラ法が適しているでしょう。
また、難易度の高い施術方法なので、実績・経験豊富な医師・クリニックを選ぶことが重要です。
下眼瞼脱脂術
下眼瞼脱脂術は、まぶたの裏側部分(結膜)を切開し、目の下の脂肪を切除する方法です。
この施術方法は、脂肪注入と併用されることが多いのが特徴です。
目の下のふくらみだけでなく、目の下と頬の間のくぼみが強く黒クマが目立つ人に適しています。
また、術後の腫れも出にくい施術方法なので、休みが取れず忙しい人や、早く通常の生活を送りたい人にもピッタリでしょう。
【調査】施術を受けても休まなかった方は3割ほど!
「外科施術を受けたいけど、会社や学校を休まなくてはいけないのでは?」
と思っている方もいるかもしれませんが、大きな心配はいりません。
当サイトで行った20代以上の女性1,201人を対象にしたインターネット調査によると、目元の施術を受けた経験がある34%の人が「施術後は仕事や学校を休まなかった」と回答。
「1日~2日間」と回答した人が18.9%と少なめで、多くの人がほとんど休まず、日常生活を送れていることが分かりました。
外出時はマスクをしておけば、ハムラ法などの場合におこなう、腫れや内出血を抑えるために圧迫固定はもちろん、その他の気になる部分もカバーできるのでおすすめです。
クマ取りで脂肪注入を受ける際の注意点
脂肪注入を受けるときに気を付けることがいくつかあります。
クマ取りを検討している人は、ぜひ事前に知っておきましょう。
- しこりができる・表情の違和感の可能性
- 脂肪が定着する確率は約50~60%程度
- ダウンタイムは平均1~2週間
しこりができる・表情の違和感の可能性
脂肪注入での難しさは、注入量の見極めです。
注入量が多すぎると、表情を変えたときに下まぶたがポコっと不自然に浮き出てしまいます。
そのほか、注入量が多すぎるとしこりができてしまうリスクも高くなります。
いくら自身の身体から抽出した脂肪といっても、別の部分の脂肪なので、完全になじむとは限りません。
しこりができやすい体質の人もいるので、医師の技術が成功へのカギになるでしょう。
脂肪が定着する確率は約50~60%程度
個人差がありますが、注入された脂肪が定着する可能性は、50~60%程度といわれています。
そして施術を受けて1年後の定着率は、定着した脂肪のうちの40~70%とさらに減っていきます。
そのため、人によっては注入した脂肪があまり定着しないということも。
クリニックによっては、減ることを見越して多めに注入するので、施術後は目の下が不自然にふくらんでしまうかもしれません。
そのままにしておけば徐々に減って、3か月程度で自然な仕上がりになるでしょう。
ダウンタイムは平均1~2週間
どんなクマ取りの施術であってもダウンタイムは存在しますが、脂肪注入のダウンタイムは2週間程度といわれています。
その間、内出血や腫れが出ることもありますが、切開など必要な施術も一緒に受けていると、さらにダウンタイムが長くなることも。
そのほか、脂肪を採取した部分にもダウンタイムがあるので、施術前後のスケジュールはきちんと管理しておきましょう。
失敗しないクリニックの選び方のポイント
クマ取りで失敗・後悔しないためにも、クリニック・医師選びはとても重要です。
ここでは、クリニック選びのポイントを紹介していきます。
- 症例写真・実績数
- 負担が少ない方法を提案してもらえるか
- 口コミ・評判
症例写真・実績数
クマ取りの実績が豊富かどうかは、クリニックのホームページやドクター個人のSNSに掲載されている実績数・症例数などでわかります。
実績が数千件以上あるクリニックだと、十分な実績といえるでしょう。
また、症例写真を見るときは、次のようなポイントに注目してみるとよいです。
- 自然な見た目か
- 施術跡の目立ち具合
- 皮膚の状態
仕上がりが自然になっているかや、色素沈着がないか・皮膚が硬く見えないかを確認しましょう。
負担が少ない方法を提案してもらえるか
目の下のクマ取りは、施術部分が小さいですが、メスを使うため不安に感じる人も多いでしょう。
そこで、患者の心理的・身体的負担を考えた施術を提案してくれるかも重要です。
ヒアルロン酸注入や脂肪注入なら、注射だけでダウンタイムも他の施術より短いので、初めての人には不安が少ないかもしれません。
カウンセリングでは、不安やライフスタイルに寄り添った幅広い選択肢を用意してくれるかで比較しましょう。
口コミ・評判
クリニック・医師選びでは、必ず口コミや評判をチェックしましょう。
その時、自分が施術を受けようか考えているところ以外のクリニックも同時に確認することをおすすめします。
なぜなら、検討しているクリニックと同じ地域・同じ施術を提供しているところと比較できれば、いろいろなことが分かるからです。
費用もそうですが、得意な施術・アフターフォローの内容などを比較しましょう。
編集部が選ぶ!目の下のクマ取り施術におすすめの人気クリニック6選
目の下のクマ取り施術を検討している方に、おすすめのクリニックを6選紹介していきます。
安心のワンドクター制「共立美容外科」
共立美容外科の特長
- カウンセリング~施術まで1人の医師が全て担当
- 施術費用・薬代などすべて含んだ価格を提示なので分かりやすい
- LINE相談やオンライン診療にも対応
共立美容外科は開院以来、30年以上の歴史を誇るクリニックで、大学病院や総合病院で経験を積んだ医師が在籍しています。
また、共立美容外科はカウンセリングからシミュレーション・施術まで1人の医師が担当してくれるのが特徴。
患者の希望やクマの状態を診た上で、最適な治療方法を提案できます。
クマに関する悩みや施術への不安や疑問についても詳しく説明が受けられるので、初めてクマ取り施術を受ける人も安心できるでしょう。
患者に合った最適な治療を提案「水の森美容クリニック」
水の森美容クリニックの特長
- 術前カウンセリングは、医師が直接行うので安心できる
- カウンセリングや検診は回数問わず無料
- 根本解決・持続効果のある治療にこだわっている
水の森美容クリニックは、クマ取り施術の実績・経験豊富な医師が在籍しています。術前カウンセリングも、医師が担当するので初めての人でも安心です。
効果の持続性にこだわっているので、患者のクマの状態・希望に合ったピッタリな施術方法を提案してくれます。
水の森美容クリニックでは、ハムラ法・裏ハムラ法のほかに、下眼瞼脱脂法・目の下のヒアルロン酸注入を用意しています。
なお、カウンセリングや検診は回数問わず無料で受けられるので、心配なこと・不安なことも納得するまで相談できますよ。
1年間の再施術保証付き「品川美容外科」
品川美容外科の特長
- BMC会員制度を利用して会員価格でオトクに施術が受けられる
- 全国に36院展開し、どのクリニックでも施術費用は同じなので安心
- 1年間の保障がついているので万が一の時にも対応してもらえる
品川美容外科は、クマ取り施術がBMC会員制度を使って、通常よりもオトクになるのが特徴です。
全国に36院展開していますが、どのクリニックでもクマ取り施術が同じ価格なので安心。
クマ取り施術を受けた後、1年間の再施術の保証※もあるので、万が一の時やトラブルが起きても対処してもらえます。
※再施術の保障を受けるには条件があります
施術後のアフターケアも担当医師が無料で行うので、施術を受けて終わりということがありません。
保証制度も充実「聖心美容クリニック」
聖心美容クリニックの特長
- 24時間の緊急サポート体制と施術別の保証制度が用意されている
- 在籍している医師の90%が専門医の資格を保有しているので実績豊富
- 術後検診も医師が担当し、アフターケアメニューも充実している
聖心美容クリニックは、来院前でも医師にメールで相談ができるので、受診するか迷っている人は、アドバイスをもらってから決められます。
ハムラ法・裏ハムラ法のほかに、脱脂法+プレミアムPRP皮膚再生療法を組み合わせた施術も行っているので、患者の希望にあった施術を提案できるのが強み。
また、24時間いつでも連絡可能な「夜間緊急電話番号」が教えてもらえるので、夜間でも対応可能なのも安心できます。
黒クマ・茶クマなど、全てのクマ取りに対応できるので、自分のクマがどれか分からない人は、カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。
切らないクマ取りが人気「湘南美容クリニック」(SBC)
湘南美容クリニック(SBC)の特長
- 目の下の切らないクマ・たるみ取り施術症例の40%は17名の厳選医師が担当
- 黒クマ向け治療「脱脂法+脂肪注入」がおすすめ
- 楽天カードで支払いOK・楽天ポイントも貯められる
湘南美容クリニックは、モニター価格でオトクにクマ取り施術が受けられるのが魅力です。
高度な技術を持つ17名の医師が、クマ取り手術全体の40%を担当しているので実績も申し分ありません。
軽度のクマ・たるみ向けの脱脂法や、ふくらみやくぼみに対応する裏ハムラ法など、患者の希望や状態に合わせた治療法が用意されています。
また湘南美容クリニックでは、支払いで楽天カードを使うと楽天ポイントが200円につき1ポイント貯まるので楽天ユーザーにもおすすめです。
AIシミュレーターが便利「東京中央美容外科(TCB)」
TCB(東京中央美容外科)の特長
- TCB AIシミュレーターを使って施術後の出来栄えがイメージしやすい※
- クマ取り施術のスペシャリスト医師が在籍
- モニター料金でオトクにクマ取り施術が受けられる
※LINE友だち登録後に利用可能
東京中央美容外科(TCB)は、独自開発のAIシミュレーターを使って、クマ取り後の自分の顔画像を表示してくれます。
クマを取った後の自分の顔がイメージしやすいだけでなく、シミュレーション結果を使って医師と治療計画を立てるのにも役立ちます。
LINE友だち登録をすれば、年齢や性別・国籍なども問わず無料で利用できるので、クマでお悩みの男性も積極的に使ってみましょう。
クマ取り施術の実績豊富な医師も在籍しているので、クマでお悩みの男性は、相談してみてはいかがでしょうか。
クマ取りの脂肪注入に関するQ&A
ここでは、脂肪注入に関してよくある質問とQ&Aを紹介します。
脂肪注入は痛い?
脂肪を採取しているときは、静脈麻酔を使うので痛みはほとんどありません。
ただし、静脈麻酔や脂肪注入自体は注射でおこなうので、チクッとした痛みは感じるかもしれません。
クリニックによっては、注入の際も麻酔が使えるので、心配な方はカウンセリングのときに相談してみましょう。
クマ取りを受けるおすすめのタイミングは?
クマが気になったときがベストなタイミングといえるでしょう。
たるみやクマがひどくなる前に施術を受けたほうが、負担の軽い施術で済むことも多いです。
施術を受けるタイミングも含めて、一度無料カウンセリングで相談してみることをおすすめします。
まとめ
- クマ取りで脂肪注入が必要なのは、クマの凹凸が強い人や黒クマに悩んでいる人
- 脂肪注入が必要ないのは、目の下のくぼみや凹みが軽度の人
- 脂肪注入は下眼瞼脱脂術(脱脂)と併用されることも多い
調査概要
調査概要
- 調査実施会社:トレンダーズ株式会社
- 調査実施期間:2024年9月24日~2024年9月25日
- 調査対象:20歳以上の女性1201人
- 有効回答数:1201
- 調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用)
本記事に関する特記事項
・本記事に記載されている費用などの「金額」は一部プランの例です。コースや時期によって、本記事での表記とサービス内での表記が異なる場合があります。
・本記事で紹介しているクリニックの選定について、監修者の方は一切関わっていません。