アピアランスケアのアートメイクとは？料金相場や注意点などを紹介

これらの悩みを解消する手段のひとつが、アートメイクによるアピアランスケアです。

この記事ではアピアランスケアのアートメイクについて詳しく紹介します。

アピアランスケアとは？

アピアランスケアとは、見た目が変化したことによるがん患者の悩みを、医療などにより軽くすることを言います。

がん患者の方は、抗がん剤治療で眉毛が抜ける、手術で乳輪の色が変わる、傷あとができるなどの見た目の変化が起きることがあります。

アピアランスケアのアートメイク（アピアランスアートメイク）は、それらのカバーを目的とした美容医療です。

皮膚の浅い部分に色素を注入するアートメイクをおこなうことで、

などをかなえることができます。

病気の治療後、眉毛の脱毛など気になる悩みがある方は、アピアランスアートメイクを検討してみるといいでしょう。

アピアランスケアのアートメイクはどこにできる？

アピアランスケア目的のアートメイクは、以下の部位でおこわれることが多いです。

• 眉毛
• アイライン
• リップ

なお、クリニックによっては

• 乳輪
• 傷あと

の施術をおこなえるところもあります。

クリニック選びの際は、自分が希望する部位にアートメイクをしてもらえるかチェックしてみてください。

アピアランスケアのアートメイクはいつ受けられる？

アピアランスアートメイクを受けるには、まず病気を治療している主治医の許可が必要です。

美容クリニックによっては、医師の承諾書や血液データなどの提出を求められることがあります。

これは、安全にアートメイクを施術するためなので、求められたらきちんと提出しましょう。

また、アピアランスアートメイク自体は、治療前・治療中・治療後のいつでも受けられるケースが多いですが、治療の2週間以上前に一度受けておくのがおすすめといわれています。

治療前に受けておくと、抗がん剤治療などで眉毛が抜けてしまっても、見た目があまり変わらずに済むからです。

アートメイクを受けるタイミングは、基本的には主治医との相談になりますが、ぜひ参考にしてみてください。

アートメイクの料金相場

アートメイクの料金の相場はおよそ以下のようになっています。

なお、アピアランスケアのアートメイクの場合、通常料金よりも安い価格で施術してくれるクリニックもあります。

さらに、アピアランスアートメイクのモニターを募集しているクリニックもあるので、安さを追求する人はそのようなところを探してみるといいでしょう。

アピアランスケアのアートメイクの注意点

見た目の悩みを解消してくれるアートメイクですが、以下のような注意点もあります。

受ける前に確認しておきましょう。

施術中に痛みを感じることがある

アートメイクは、専門の針を使い、皮膚の浅い部分に色素を入れていく美容医療です。

そのため、人によっては痛みを感じることがあります。

ただし、基本的には表面麻酔で痛みをおさえてから施術に入りますので、そんなに心配しなくても大丈夫です。

1週間ほどのダウンタイムがある

アートメイクには1週間ほどのダウンタイムがあります。

ダウンタイム中は、アートメイクの色が濃く見えたり、腫れ・赤み・ひりひりとした痛みが出ることもあります。

これらの症状は数日ほどでおさまりますが、大事なスケジュールの直前にアートメイクを受けないよう、スケジュールに気をつけてください。

自宅でのケアが必要

アートメイクを受けたら、クリニックから処方された保湿剤をぬるなどのケアが必要です。

またアートメイクからの感染症や色落ちを防ぐため、施術部分を触る・濡らすといったこともNGとなります。

詳しくはアートメイクの施術後にクリニックから説明があるので、そこで確認してください。

きれいなまま保つにはリタッチが必要

アートメイクをきれいなままキープするには、リタッチ（再施術）が必要です。

アートメイクは1～2年かけてゆっくり色が落ちていくので、できれば1年に1回程度リタッチを受けるとよいでしょう。

主治医の判断により受けられないこともある

アートメイクは、病気を治療している主治医の許可がないと受けられないこともあります。

万が一の感染症や合併症などを予防するためです。

美容クリニックによっては、医師の承諾書や血液データなどの提出を求めることがありますので、その場合はきちんと提出しましょう。

まとめ

• アピアランスケアのアートメイクとは、見た目が変化したことによるがん患者の悩みを軽くするアートメイクのこと
• がん治療による脱毛や手術のあとなどが気になる人におすすめ
• 部位やクリニックにもよるが、料金相場は10万円前後