クマ取りの裏ハムラ法とハムラ法の違いとは？メリット・デメリットも解説

当サイトで行った20代以上の女性1,20１人を対象にしたインターネット調査によると、約半数以上の56％の人が「目の下のクマが気になる」と回答しており、多くの人が目元のクマの悩みを抱えています。

クマ取り治療の1つとして挙げられるのが、裏ハムラ法とハムラ法です。

しかし裏ハムラ法とハムラ法の違いについて、よくわからない方も多いのではないでしょうか。

この記事では裏ハムラ法とハムラ法の違いや、メリット・デメリットについて解説します。

後悔しないクリニック選びのポイントについても紹介しているため、ぜひ参考にしてみてください。

眼窩脂肪移動術には「ハムラ法」「裏ハムラ法」の2種類がある

クマ取り治療には、さまざまな施術方法がありますが、半永久的な効果が期待できる施術法がハムラ法（眼窩脂肪移動術）です。

目の下の脂肪を除去するのではなく、位置を移動させて固定します。

ハムラ法には、下まぶたの裏側からアプローチする「裏ハムラ法」と、表面からアプローチする「ハムラ法」の2種類が存在します。

裏ハムラ法とハムラ法の違いとは？

裏ハムラ法とハムラ法の大きな違いは、皮膚の表面を切開するか否かです。

ではそれぞれの術式の、具体的な違いや内容について詳しく見ていきましょう。

裏ハムラ法

裏ハムラ法は、皮膚の表面を切開せずに下まぶたの裏側から眼窩脂肪をくぼみ部分へ移動させます。

粘膜側を切開して目の下の脂肪へとアプローチするため、皮膚の表面に傷が残る心配はありません。

手術した傷跡が見えないのはもちろん、移動した眼窩脂肪はしっかりと固定されます。

傷跡の心配がない点や、再発リスクが低い点は、裏ハムラ法の大きなメリットになるでしょう。

ハムラ法

ハムラ法は、まつ毛の際の皮膚を切開して眼窩脂肪をくぼみ部分へと移動・固定します。

傷跡はまつ毛の際に沿って作るため、大きく目立つ心配は少ないでしょう。

時間の経過とともに薄くなり、メイクをしている状態ではほぼ目立ちません。

またハムラ法は、下まぶたのシワやたるみの原因になる余った皮膚を切除できます。

クマ取り治療と併用して、加齢による目元周りの悩みを改善できるのが大きなメリットです。

裏ハムラ法によるクマ取りのメリット

裏ハムラ法によるクマ取り治療では、以下3つのメリットが挙げられます。

眼窩脂肪が残せる

眼窩脂肪を取り除く切らないクマ取り（脱脂）では、目の下の脂肪が残せません。

一方、裏ハムラ法は眼窩脂肪の除去ではなく移動になるため、将来的に眼窩脂肪が不足した場合には有効活用することが可能です。

一度取り除いた脂肪は元に戻せませんが、移動させて温存する裏ハムラ法であれば、将来的な脂肪の減少にも備えられるでしょう。

肌の表面に傷が残らない

裏ハムラ法は、下まぶたの裏側からアプローチして眼窩脂肪を移動させます。

皮膚の表面をメスで切開する方法ではないため、目立つ傷跡が残る心配はありません。

周囲の人にクマ取り治療を受けたことが知られなくない場合にも、有効な手術法の1つです。

再発リスクが低い

裏ハムラ法は、目袋と呼ばれる部分の下のくぼみに眼窩脂肪を移動し固定する術式です。

目の下の土台となる構造を整える施術になるため、脂肪が再び下垂するようなクマの再発リスクはほぼありません。

もちろん加齢によって目の下の脂肪や皮膚、筋肉がたるむ可能性はありますが、治療によるクマ取り効果は長期的な持続が期待できるでしょう。

裏ハムラ法によるクマ取りのデメリット

裏ハムラ法にはいくつものメリットがありますが、同時にデメリットも存在します。

治療を検討する際には、以下3つのデメリットに関しても目を通しておきましょう。

皮膚のたるみが目立つ可能性がある

裏ハムラ法は、目の下のクマのみにアプローチする治療法です。

下まぶたの裏側からのアプローチによって傷跡は目立ちませんが、皮膚のたるみには対応していません。

またクマによる膨らみが目立っていた場合、裏ハムラ法の治療によって膨らみが取り除かれた後の皮膚に、たるみが気になるケースも考えられるでしょう。

このようなケースでは、皮膚の切除ができるハムラ法の方が向いている可能性もあります。

医師の技量によって仕上がりに差が出やすい

下まぶたの粘膜側を切開する裏ハムラ法は、術野が狭いといった点からも高度な技術が要求される術式です。

完成度の高い仕上がりを実現するためには、医師の経験や実績が求められるでしょう。

医師の技量によって仕上がりに差が出やすいため、脂肪の再配置を正しく行える経験豊富な医師を選ぶことが大切です。

合併症リスクがある

裏ハムラ法によるクマ取り治療では、以下のリスクや合併症の可能性が考えられます。

• 感染症
• 下眼瞼内反
• 神経損傷

高い確率で引き起こされるわけではありませんが、リスクがゼロではありません。

美容医療を検討する際は裏ハムラ法に限らず、合併症などのリスクがあると理解しておいた方が良いでしょう。

裏ハムラ法がおすすめな人

裏ハムラ法は、以下の特徴が当てはまる方におすすめです。

• 傷跡を残したくない人
• 目の下の皮膚のたるみが少ない人
• クマによって消失した涙袋を取り戻したい人

皮膚の表面に傷跡を作りたくない場合には、ハムラ法よりも裏側からアプローチできる裏ハムラ法が向いています。

また、目の下の皮膚にたるみやシワが少ない人は、裏ハムラ法によって満足度の高い仕上がりが期待できるでしょう。

脂肪の再配置後には、クマによって消失していた涙袋も自然と戻る傾向があります。

ハムラ法によるクマ取りのメリット

ハムラ法では、前述した裏ハムラ法にはないメリットが期待できます。

ではさっそく、具体的なメリットについて順番に見ていきましょう。

皮膚のたるみを改善できる

ハムラ法の大きなメリットは、皮膚のたるみを除去できる点です。

目の下のクマをくぼみ部分へと再配置するのと同時に、余った皮膚の切除が実現します。

皮膚のたるみが大きい方や、目の下部分のシワが気になる方は、クマ取りと併用して治療できるメリットがあります。

理想の目元デザインが実現しやすい

目の下のたるみとクマを同時に治療できるハムラ法は、理想の目元デザインが実現しやすい施術です。

若い頃のようなスッキリとした目元デザインを希望する方は、ハムラ法によって満足度の高い仕上がりが手に入る可能性があるでしょう。

複数の悩みを同時に解消したい方、なるべく早く理想の目元を手に入れたい方におすすめです。

涙袋形成術を併用できる場合がある

ハムラ法によるクマ取り治療では、靭帯と筋肉を活用した「外科的涙袋形成術」を併用できる場合があります。

ただし、施術が実現するのは解剖学に熟知した医師のみです。すべてのクリニックに取り扱いがあるわけではありません。

涙袋の構造に近づけて施術をする必要があるため、希望する際には医師選びを慎重に行う必要があるでしょう。

ハムラ法によるクマ取りのデメリット

ハムラ法を検討する上で気をつけたいのが、以下3つのデメリットです。

肌の表面に傷が残る可能性がある

ハムラ法は、下まつ毛の際に沿って皮膚を切開します。

時間の経過やメイクによって傷跡は目立たなくなりますが、肌の表面に傷跡が残る可能性はゼロではありません。

傷跡に不安が大きい方は、ハムラ法ではなく裏側からのアプローチが実現する裏ハムラ法も検討してみるのがおすすめです。

ダウンタイムがやや長い

ハムラ法によるクマ取り治療では、以下のダウンタイム症状が2〜3週間続く可能性があります。

• 痛み
• 腫れ
• 内出血
• 傷の赤み

目の下の表面にある皮膚をメスによって切開するため、ある程度の腫れや内出血が予想されます。

また、術後はテープなどを活用した圧迫固定が必要になるケースも多いでしょう。

涙袋を消失する可能性がある

ハムラ法は眼輪筋を切開する術式になるため、場合によっては涙袋が消失したり小さくなったりする可能性があります。

涙袋を温存する方法で眼窩脂肪を移動させたい場合は、裏ハムラ法を検討するのがおすすめです。

なお、クリニックによってはハムラ法と併用した涙袋形成術が実現します。

難易度が高い施術になるため、医師の経験や実績が重要です。症例画像なども確認した上でクリニックを選びましょう。

ハムラ法がおすすめな人

ハムラ法によるクマ取り治療は、以下の特徴がある方におすすめです。

• 目の下のたるみが気になる人
• 目の下の膨らみが大きい人
• 理想の目元デザインを早く手に入れたい人

ハムラ法では、目の下の皮膚を切除できます。

たるみやシワの原因になる皮膚の除去と、クマの原因である眼窩脂肪の移動が可能です。

理想の目元を、短期間で手に入れられる可能性があるでしょう。

裏ハムラ法やハムラ法の施術が可能なおすすめクリニック

裏ハムラ法、ハムラ法によるクマ取り施術を行っているクリニックの中でおすすめのクリニックを紹介します。

クマ取り施術実績が豊富「湘南美容クリニック」（SBC）

1度はCMを見たことがある人も多い、大手クリニック「湘南美容クリニック」。

とくにモニターメニューが豊富だから、予算面が気になる人は価格を抑えつつ、クマ取りが受けられますよ。

公式サイトでは、切開ハムラ法による術後の経過イメージが掲載されており、ダウンタイムのイメージをビジュアルで確認できます。

また、支払いには楽天カードが使えるから、ポイントが200円につき1ポイントずつ貯まります。

キレイになりたいけど、予算を抑えたい、クマ取りをオトクに受けたいという人におすすめです。

湘南美容クリニック(SBC)の
公式サイト見る

自然な仕上がりが魅力「水の森美容クリニック」

水の森美容クリニックなら、カウンセリングが何度でも無料。

医師に直接、相談できるので初めてでも安心です。

とくに、有名な竹江総院長の施術を受けるなら、カウンセリングから竹江総院長に担当してもらえるので、疑問や不安を相談しやすいのも魅力です。

目の下の状態を確認しながら根治や将来的な再発リスクまで考慮してカウンセリングをおこなってくれます。

また、来院前に確認しやすい動画などのコンテンツも充実しているので、事前に施術の流れをイメージしやすいですよ。

水の森美容クリニックの
公式サイト見る

夜間救急にも対応で安心「聖心美容クリニック」

聖心美容クリニックでもハムラ法が受けられます（熱海院を除く）。

来院前にメール相談OKで、返信は必ず医師がしてくれるのが魅力で、いきなりカウンセリングに行くのはちょっと…という人にもおすすめです。

また、施術後のアフターケアが充実しているのもうれしいポイント。

とくに、夜間いつでも専門の担当者が対応してくれる「夜間緊急電話番号」や、目の下のたるみや脂肪取りを受けると、1年間の再手術保証※が付いてきます。
※再手術の保証には条件があります

聖心美容クリニックの
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ワンドクター制が強み「共立美容外科」

共立美容外科のクマ取りなら、見積もり金額以上の追加料金がかかりません。

施術代金には薬代も含まれているので費用を抑えつつ、クマ取りを受けたい人にぴったりです。

クマ取りのメニューは医師がしっかりカウンセリングしたうえで、その人の目元の状態に応じて、最適なものを提案してくれますよ。

また、医師によるカウンセリングは「無料」なので、カウンセリング内容や見積もりをもとに施術を受けるか判断したい人も安心です。

WEB予約のさいは「カウンセリングのみ希望」にチェックをつけおくと、当日もスムーズなのでおすすめです。

共立美容外科の
公式サイト見る

AIシミュレーターで仕上がりが分かる「東京中央美容外科（TCB）」

「キレイな症例写真を見ても、自分のクマってホントに消える？」と疑問に思いますよね。

TCB(東京中央美容外科)なら、自分の写真をアップするだけで、クマ取りを受けた後の自分をAIが独自にシュミレーション。

無料のLINE登録をしておくだけで、クマ取り後の理想の自分をおうちにいながらチェックできます。

もちろん、LINEには定期的に施術に関するオトクな情報も配信されますよ。

シュミレーション機能はLINE登録をすれば誰でも使えるので、事前に仕上がりを見ておきたいという人にもおすすめです。

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裏ハムラ法やハムラ法で後悔しないクリニック選びのポイント

裏ハムラ法やハムラ法によるクマ取り治療で後悔しないためには、クリニック選びが重要です。

ここではクリニック選びのポイントについて、順番に確認していきましょう。

ポイント①実績や症例画像を確認すること

クマの原因である目の下の脂肪を移動・固定させるのが、裏ハムラ法やハムラ法です。

経験や技術が求められる術式になるため、クリニックを選ぶ際には実績や症例画像を確認しておきましょう。

実績が豊富な医師であれば満足度の高い仕上がりが期待できるのはもちろん、状態に合わせたさまざまな提案が実現します。

なお、症例画像はビフォーやアフターの角度、照明に注意が必要です。

正しく撮影できているかを確認しながら、症例画像を比較するのがおすすめです。

ポイント②要望に沿った複数の提案ができること

クマ取り治療には、いくつかの選択肢があります。

クマの状態や仕上がりの要望を確認した上で、複数の選択肢を提案できるクリニックがおすすめです。

脱脂のみに対応など、選択肢が少ないクリニックは注意するようにしましょう。

ポイント③手厚いアフターフォローが実現すること

裏ハムラ法やハムラ法によるクマ取りは、安全性が高い治療法です。

しかし、美容医療である以上は副作用などのリスクも考えられます。

ダウンタイム症状によってはすぐに治療が必要な場合もあるため、迅速にアフターフォローが受けられるクリニックを選ぶようにしましょう。

カウンセリングの段階で、術後のアフターフォローについて確認しておくと安心です。

裏ハムラ・ハムラ法に関するQ＆A

最後に、裏ハムラ・ハムラ法に関するQ＆Aを紹介します。

手術は痛いですか？

裏ハムラ・ハムラ法の手術は、麻酔を使った状態で行われます。

クリニックによって麻酔方法は異なりますが、術中に強い痛みを感じる心配はありません。

また術後に関しても、鎮痛剤の処方によって痛みのコントロールが可能です。

持続期間はありますか？

目の下の脂肪を移動・固定する裏ハムラ法やハムラ法では、効果が半永久的に持続します。

年数が経過することで加齢による皮膚や筋肉のたるみは考えられますが、再発するリスクはほぼありません。

裏ハムラとハムラ法でダウンタイム期間は変わりますか？

裏ハムラとハムラ法では、目の下の脂肪に対するアプローチ法が異なるため、腫れなどのダウンタイム症状が気になる期間に多少の差があります。

一般的には、皮膚の表面からアプローチするハムラ法の方がダウンタイム期間が長くなります。

まとめ

• 裏ハムラとハムラ法はメスで切開する位置が異なる
• 皮膚の表面に傷を残したくない場合は、裏ハムラ法がおすすめ
• 目の下の皮膚のたるみやシワが気になる場合は、ハムラ法で同時に皮膚の切除ができる

調査概要