
VIO脱毛の回数・費用・期間は?メリットや自分にあう脱毛クリニックの探し方も紹介
※当サイトの記事には、事業者の商品・サービスの広告を含んでおります。
アンダーヘアの形「VIOライン」の脱毛に興味を持っている女性は増えつつあります。
しかし医療脱毛をうけると基本的には生やすことはできないので、後悔しないようによく検討することが大切です。
そこで今回は、VIO脱毛について詳しく説明していきます。
VIO脱毛に必要な費用や効果を感じるまでの回数・期間、そして自分にあった脱毛クリニックの探し方も紹介していきます。
VIO脱毛におすすめの医療脱毛クリニックも厳選してピックアップするので、ぜひ最後までご覧くださいね。
目次
そもそもVIO脱毛って?
VIO脱毛とは、「デリケートゾーン」の脱毛のことです。
デリケートゾーンの毛の形を整えたり毛量を減らしたり、一切生えなくする「ハイジニーナ脱毛」まで、希望するデザインが選べるのが特徴です。
まずはVIOそれぞれのゾーンについて詳しく説明していきます。
Vライン
Vラインは「ビキニライン」ともいい、下着や水着を着た時に際からムダ毛がはみ出やすい部分です。
足の付け根からおよそ2cm位の正面から見える三角部分の範囲がVラインにあたります。
VIOラインのなかでも比較的濃い毛が多い部分で、カミソリ負けもしやすいので、VIO脱毛では人気の部位です。
ツルツル・形を整えるなど自由にデザインできるので、おしゃれの幅も広げられますよ。
Iライン
Iラインは、デリケートゾーンの両サイドから肛門までのラインにあたる部分です。
普段は下着に隠れて見えない部分ですが、面積の小さい水着や下着を着る場合はアンダーヘアがはみ出てしまう可能性があります。
また、Iラインを脱毛すると生理中のムレやかゆみを防いで清潔に保てるので、一般的には完全に生えないように脱毛する人が多いです。
見た目の改善だけでなく、衛生面などQOLのアップにもつながるというわけですね。
Oライン
Oラインは肛門周辺に生えるムダ毛のことです。
とくにOラインは毛量や毛の長さ・濃さなどに個人差が大きいだけでなく、自己処理が難しい部分でもあります。
そのため、Iラインと同じように完全に生えないように脱毛する人が多い部分です。
ハイジニーナ
ハイジニーナは、VIOラインすべてのムダ毛を完全に脱毛してツルツルな状態にする脱毛スタイルのことです。
ファッション性の範囲だけでなく衛生面などからハイジニーナを選択する女性が増えています。
とくに生理のときのムレやかゆみ・においの軽減にもつながるので、肌が弱い人や自己処理でカミソリ負けしやすい人にもおすすめです。
また、露出の多い衣服を着用する際もムダ毛を気にしなくていい面も人気の理由の1つでしょう。
VIO脱毛をするメリット4つ
VIO脱毛を受けようか迷っている人のために、VIO脱毛を受けたときのメリットを紹介します。
- デリケートゾーンのムレやニオイの心配がなくなる
- おしゃれが楽しめる
- VIOの自己処理・肌トラブルの心配がなくなる
- 「介護脱毛」に備えられる
デリケートゾーンのムレやニオイの心配がなくなる
VIO脱毛をすると、デリケートゾーンのムレやニオイの心配が必要ないのが大きなメリットです。
毛が全くなくなれば、汗や皮脂などの汚れがたまりにくいので清潔を保ちやすくなります。
さらに生理中は経血やおりものがデリケートゾーンのムダ毛にとどまらないので、快適さもアップします。
おしゃれが楽しめる
水着や露出の高い下着の着用で、アンダーヘアを意識しなくてもいいのがVIO脱毛の魅力の1つです。
おしゃれの幅も広がるので、大胆なファッションに挑戦してみたいという人にもおすすめします。
VIOの自己処理・肌トラブルの心配がなくなる
とくにハイジニーナ脱毛をした人は毛が全く生えないので、自己処理の手間も必要ありません。
さらに自己処理でカミソリ負けをしてしまう心配もないので、肌トラブルリスクというストレスからも解放されます。
自己処理の時間もないので、QOLが上がったと感じる人も多いですよ。
「介護脱毛」に備えられる
将来に備えて「介護脱毛」としてVIO脱毛を希望する人もいます。
介護脱毛とは、介護される立場になったときに、介護者が排泄物の処理やお世話をしやすいようにムダ毛処理をするというものです。
年齢を重ねた肌は肌トラブルも起きやすいので、介護する人・される人どちらも負担が軽くなります。
また白髪部分はレーザー脱毛が反応しにくいので、若いうちにVIO脱毛を行っておくのがおすすめです。
はじめてのVIO脱毛でも安心!おすすめの医療脱毛クリニック9選
VIOの医療脱毛を検討している方に、おすすめのクリニックを選紹介していきます。
クリニック | VIO脱毛の最低料金 (税込) | 脱毛機器 | 都度払いOKか |
---|---|---|---|
リゼクリニック >公式サイトへ | 54,800円~ VIO1回 | ラシャ メディオスター NeXT PRO ジェントルYAGプロ | 〇 |
フレイアクリニック >公式サイトへ | 39,600円~ VIO1回 | メディオスターモノリス メディオスター NeXT PRO | ○ |
エミナルクリニック >公式サイトへ | 49,500円~ 全身+VIO 5回 | クリスタルプロ | × |
SBC 湘南美容クリニック >公式サイトへ | 9,800円~ ハイジニーナVIO脱毛1回 | ジェントルレーズプロ ジェントルレーズ ジェントルマックス プロ スプレンダーX ミスト脱毛® (アバランチレイズ) | ○ |
ルシアクリニック >公式サイトへ | 16,500円~ VIO1回 | ジェントルマックスプロ ジェントルレーズプロ | ○ |
レジーナクリニック >公式サイトへ | 24,000円~ VIO1回 | ジェントルレーズプロ ソプラノチタニウム | △ ※デビュープランは不可 |
聖心美容クリニック >公式サイトへ | 26,400円~ ハイジニーナ1回 (Vライン内側+Vライン外側 +Iライン+Oライン) | エリートiQ(銀座院) ソプラノアイス・プラチナム(六本木院) | ○ |
フェミークリニック >公式サイトへ | 26,400円~ Vライン、Iライン、Oライン それぞれ1回分の合計金額 | ジェントルレーズ ジェントルレーズプロ ライトシェア ベクタス メディオスター ※院によって異なる | ○ |
TCB 東京中央美容外科 >公式サイトへ | 18,000円~ VIO脱毛クイック1回 (VIO全部位) | メディオスター NeXT PRO Lasya(ラシャ) | △ 一部コースでは不可 |
月々3,600円からVIO脱毛ができるリゼクリニック
リゼクリニックの特長
- VIO脱毛の5回コースが月々3,600円×24回(税込)から利用できる
- 医療レーザー脱毛を契約すればニードル脱毛が50%オフに
- レーザー×ニードル脱毛で永久脱毛をめざせる
リゼクリニックはVIO脱毛の5回コースをメインに提供しています。
81,600円(税込)のこのコースは、月々3,600円(税込)×24回払いにもできるので、支払いの負担を軽くしたい方におすすめです。
またリゼクリニックでは、医療レーザー脱毛とニードル脱毛の両方を提供しています。
ニードル脱毛は毛穴に絶縁針を入れ電流を流すことで、毛を生やす組織を破壊するというもの。
リゼクリニックなら医療レーザー脱毛を契約するとニードル脱毛が50%オフになります。
2つの脱毛を組み合わせることで永久脱毛をめざせるので、ムダ毛を生やさないようにしたい方はぜひチェックしてみてください。
全身+VIO脱毛が最大10万円オフに!フレイアクリニック
フレイアクリニックの特長
- 全身脱毛コースと一緒に対象の部位別脱毛を契約すると最大10万円オフに
- セット割・学割・ペア割・乗り換え割があり、すべて併用できる
- 体験照射や店舗移動手数料などが0円
フレイアクリニックでは、セット割・学割・ペア割・乗り換え割といった割引制度があります。
セット割は、全身脱毛コースと一緒にVIOや顔などの部位別脱毛を契約することで、最大10万円もオフになるというもの。
また学割やペア割などほかの割引も組み合わせられるので、条件が合えばとことんお得に脱毛できちゃいます。
さらに初診料・再診料のほか、体験照射や店舗移動手数料も0円なので利用しやすいでしょう。
学生なら全身+VIOコース5回が44,550円~!エミナルクリニック
エミナルクリニックの特長
- 学生なら全身+VIOコース5回が44,550円~と試しやすい
- 初診料、再診料、テスト照射などが0円
- 全国60院以上展開しているから近くの院がきっと見つかる
エミナルクリニックは、全国60院以上展開しているクリニックです。
医療脱毛は定期的に通うことが大切なので、通いやすいクリニックを探している方にはおすすめ。
また学生なら全身+VIOコース5回が44,550円(税込)~ととってもお得に受けられます。
初診料、再診料、テスト照射なども0円なので、安さ重視の方にもぴったりといえるでしょう。
全身+VIOコース6回が5万円台!SBC湘南美容クリニック
湘南美容クリニックの特長
- 全身+VIOコース6回が54,200円とリーズナブル(※女性限定)
- 種類の脱毛機器から自分にあったものを使用
- 全国のスタッフを対象にした「脱毛コンテスト」を定期的に実施
SBC湘南美容クリニックは、全身+VIOコース6回を54,200円(税込)というお手ごろ価格で提供しています(※女性限定)。
旧価格よりも9万円ほど安くなっているので、全身脱毛を始めたいと思っている方におすすめです。
また全身+顔の6回コースも同じ54,200円(税込)で提供しているので、顔かVIOのどちらかを選ぶことができます。
SBC湘南美容クリニックは全国に100院以上あるので、通いやすさの面でもよいでしょう。
都度払いで1回16,500円~VIO脱毛できるルシアクリニック
ルシアクリニックの特長
- VIO脱毛は1回16,500円~だから試しやすい
- ペア割や乗り換え割で1万円オフに!
- ドクターによる初診料・再診料が0円
ルシアクリニックは、関東・中部・関西・中国・九州エリアにある医療脱毛クリニックです。
都度払いが可能で、VIO脱毛は1回16,500円~と気軽に試せます。
「脱毛をしてみたいけど、いきなり高い金額を出すのはちょっと…」という方におすすめです。
またペア割や他院・サロンからの乗り換え割で1万円オフになるので、今脱毛に通っている方もお得に利用できちゃいます。
月々1,000円~全身+VIO脱毛ができるレジーナクリニック
レジーナクリニックの特長
- デビュープランなら全身+VIO脱毛(5回)が月々1,000円~受けられる
- 払うのは「脱毛料金」だけ!オプション料金はすべて0円
- 脱毛機器は自分で選択OK。熱破壊式のジェントルシリーズも選べる
レジーナクリニックは月々の支払いにも対応しており、デビュープランなら全身+VIO脱毛(5回)が月々1,000円というお手ごろ価格で利用できます。
「一度に高い金額は払えないけど脱毛したい!」という方にはうれしいですね。
また脱毛機器は自分で選ぶことができ、熱破壊式で人気のジェントルシリーズもOK。
機器の種類にこだわりたい方も要チェックです。
高い脱毛効果が期待できる機器を使用!聖心美容クリニック
聖心美容クリニックの特長
- 脱毛機器は「エリートiQ」「ソプラノアイス・プラチナム」を使用(※院によって異なる)
- VIO脱毛を含むすべてのコースで都度払いOK
- 剃毛費用もわかりやすく提示している
聖心美容クリニックでは、「ソプラノアイス・プラチナム」「エリートiQ」という医療脱毛機器を使用しています。
「エリートiQ」は2種類の波長を使い分ける熱破壊式の機器で、施術後早い段階から脱毛効果を実感できるのが特長。
「ソプラノアイス・プラチナム」は蓄熱式の機器で、施術中の痛みを小さくできるのがポイントです。
院によってどちらの機器を使用するかが異なるので詳しくは公式サイトをチェックしてみてください。
一人ひとりの肌質にあった3種類のレーザーを用意!フェミークリニック
フェミークリニックの特長
- 一人ひとりの肌にあわせるため、3種類のレーザーを導入
- 再診料・処置代・薬代の追加料金がかからないので万が一のトラブルも安心
- 東京・大阪にクリニックがある
フェミークリニックは東京に4院・大阪に3院を展開しています。
医療脱毛は完全個室でおこなうので、人目が気にならないのがメリットです。
また一人ひとりの肌にあわせるため、3種類のレーザーを導入。
施術当日の肌の調子や毛の状態にあわせて機器や出力などを調整してくれるので、その日の自分にあった方法で施術を受けられますよ。
VIO脱毛が1回1.8万円~受けられるTCB東京中央美容外科
TCB東京中央美容外科の特長
- VIO脱毛クイックなら1回1.8万円とお手ごろ価格で受けられる
- Vラインのみ・Iラインのみ・Oラインのみのコースもあり
- 全国に100院以上を展開
TCB東京中央美容外科は、全国に100院以上のクリニックを展開しています。
VIO脱毛クイックなら1回1.8万円(税込)~とお手ごろ価格。
Vラインのみ・Iラインのみ・Oラインのみのコースもあるので、脱毛したいところだけ照射してもらうこともできます。
顔やVIOなども含む全身脱毛のコースもあり、一部コースでは都度払いもOKなので、脱毛初心者の方も利用しやすいでしょう。
VIO脱毛の回数と費用相場をサロン脱毛と比較
VIO脱毛は何回くらい通えばいいのか、そしていくらくらいかかるのかをエステサロンでの脱毛と比較してみました。
脱毛完了となる目安は、希望する仕上がりによっても異なるので次の表を参考にしてくださいね。
仕上がり具合 | 医療脱毛 | エステサロン |
---|---|---|
自己処理が楽になる程度 | 期間:約6ヶ月 回数:~3回 | 期間:約1年 回数:4~6回 |
毛が明らかに薄くなる程度 | 期間:約8カ月~10か月 回数:4~5回 | 期間:約2年 回数:7~11回 |
ツルツルに生えなくなる程度 | 期間:約1年~ 回数:6回以上 | 期間:約3年 回数:12回以上 |
医療脱毛クリニックで受ける脱毛の場合は「永久脱毛」なので一般的にエステサロンよりも短い期間・回数で完了になります。
医療脱毛なら3~6回程度で脱毛効果を感じられるので、短い期間で脱毛を終わらせるなら医療脱毛がおすすめです。
VIO脱毛の費用相場
VIO脱毛は、回数が増えるごとに費用が高くなっていきます。
自分の希望する仕上がりと費用相場を知りたい場合は次の表を参考にしてください。
仕上がり具合 | 医療脱毛 | エステサロン |
---|---|---|
自己処理が楽になる程度 | 7万円程度 | 5万円程度 |
ツルツルに生えなくなる | 20万円程度 | 20万円程度 |
自己処理が楽になる程度の仕上がりの場合、エステサロンでの費用が若干安くなる傾向です。
ただしツルツルになるまでを完了とした場合は医療脱毛・エステサロンどちらも大きな差はありません。
なぜなら、エステサロンのほうが医療脱毛よりも多く施術を受けないと効果が得られないからです。
なお、全身脱毛にセットに含まれているVIO脱毛なら、表よりもお得に施術が受けられる場合もあります。
VIO脱毛はなぜ複数回必要なのか
VIO脱毛に限らず、脱毛施術は複数回の施術を受けて徐々に毛が生えなくなっていくものです。
また、濃くて太いからといって脱毛完了まで時間がかかるわけではありません。
毛質にあったレーザーや出力を調節すれば、確実にVIO脱毛は進んでいきます。
そのため、1・2回程度では脱毛効果をあまり感じなくても、3回目くらいからは医療脱毛なら脱毛効果を感じることが多いです。
大体は5回以上続けたときに自己処理が不要なほどに効果を感じますよ。
ハイジニーナを目指すなら8回以上は必要
完全に毛が生えないツルツルの状態を目指すなら、医療脱毛なら8回以上の施術を受ける必要があります。
ただし完全にハイジニーナを目指す場合は、個人の毛量や質・白髪の有無によってさらに施術が必要な場合もあるので目安程度に考えておきましょう。
VIO脱毛のデザイン・種類
VIO脱毛のデザインにはいろいろな種類があります。
自分にはどんなデザインがあっているのかを決める際にぜひ参考にして下さい。
- ハジニーナ
- ナチュラル
- トライアングル
- オーバル
- スクエア(四角形)
- Iライン
- Uライン
- ハート
次にとくに人気の高いデザインについて詳しく説明していきます。
ハイジニーナ
ハイジニーナはVIOラインのすべての毛を脱毛してツルツルにするデザインのことです。
人気が高まっているデザインの1つで、露出の高い下着や水着に挑戦しやすいのが魅力でもあります。
また、ムダ毛が完全になくなることでムレやにおい・かゆみといったストレスからも解放される点も大きいです。
さらに生理のときにムダ毛に経血が絡みつく心配もないので、精神的にも敏感になる時期のストレスを少しでも軽減できるとして多くの人に選ばれています。
最初は毛を残すデザインを希望していても、施術を受けていくうちに「やっぱり全部ツルツルにしたい」と希望する人もいるくらいですよ。
トライアングル
トライアングルはVラインを逆三角形に小さく整えたデザインのことです。
面積が小さくなることで水着や下着からアンダーヘアがはみ出してしまう心配もありません。
さらに多少は残っているので、自然かつ清潔感も同時にデザインできるのが人気の理由とされています。
ハイジニーナのギャップは少し抵抗がある・自然なアンダーへアのデザインを希望する人はトライアングルがおすすめです。
ナチュラル
ナチュラルは名前の通り、Vラインの毛量を全体的に減らして何もお手入れしていないよりは範囲が小さくなるようなデザインです。
トライアングルよりもさらに自然な仕上がりなので、温泉など公共施設やパートナーに見られても脱毛していることが気づかれにくい点が人気の理由の1つです。
自然なのにムレやかゆみの軽減、清潔さも保てます。
ナチュラルはVIO脱毛を初めて受ける人や、わかりやすく脱毛したことがわかるデザインには抵抗がある人にもおすすめです。
ナチュラルの形でいったん脱毛を完了させて、あとからほかのデザインを希望することもできますよ。
VIO脱毛のデザイン決めで後悔しないためのコツ
VIO脱毛はとくに医療脱毛の場合に、脱毛した部分は二度と生えてこなくなる可能性が高いです。
そのためにも脱毛を受けてから後悔しないためにも、事前にいくつか知っておくといいポイントがあります。
- ハイジニーナの場合はとくに慎重に
- 事前に施術者と打ち合わせをしてイメージを共有する
- 事前のVIOラインの自己処理は丁寧に
ハイジニーナの場合はとくに慎重に
VIOラインの脱毛では仕上がりのデザイン決めがとても大切です。
なかでも医療脱毛を選んだ場合は、脱毛した部分はもう毛が生えてくることは原則ありません。
とくに「ハイジニーナ」の場合はVIOラインの毛が全くなくなるので慎重に選びましょう。
たとえば温泉や大浴場で他人の目が気になる人はハイジニーナではなく、ほかのデザインがおすすめです。
さらにパートナーがいる場合には、まったく毛がなくなってもびっくりしないかなど事前に話せるかもポイントになります。
最初は整える程度の脱毛具合にして、後からハイジニーナにするという方法もありますよ。
事前に施術者と打ち合わせをしてイメージを共有する
医療脱毛の場合は、永久脱毛となるレーザー照射をするので、脱毛完了した部分は毛が生えてきません。
そのため、仕上がりに関しての具体的なイメージはカウンセリングの時点で医師や看護師など施術者としっかり打ち合わせをしておきましょう。
どこまで残してどんな仕上がりになっているのが理想かを共有できていないと「こんなイメージじゃなかった」となりかねません。
自然な仕上がりを希望する場合は、VラインとIラインをつなぐようにするのがおすすめですよ。
事前のVIOラインの自己処理は丁寧に
基本的に、脱毛施術を受ける前は自己処理をしなければいけません。
そのため、VIOラインの脱毛を受ける前は、残したい部分以外のアンダーヘアはカミソリで剃ってしまいましょう。
このとき、剃り残している部分が希望する仕上がりのデザインとなるので、自己処理はいつも以上に丁寧に。
ちゃんと剃れていない部分はレーザー照射がうまくできずに、再び生えてしまう可能性もあります。
もしVラインを残して全体の毛量を減らすだけなら、初回~2回目の施術前には全部剃ってレーザーをあてて、3回目からは希望するデザインを残して照射する方法もおすすめです。
VIO脱毛の流れ
VIO脱毛はほかの部位よりも恥ずかしいと感じる人が多いので、どんな流れで進むのか心配という人もいるのではないでしょうか。
そこで、一般的なVIO脱毛施術の流れを紹介します。
- 下準備・自己処理
- VIO脱毛施術
- 施術後のケア
下準備・自己処理
脱毛施術を受ける前までにカミソリやシェーバーで施術を受ける部分の毛を処理します。
もし自己処理が難しい場所や剃り残しがあれば、クリニックで処理をしてくれるので問題ありません。
なおクリニックによっては処理が有料の場合がありますが、VIOの場合は無料のケースが多いです。
VIO脱毛施術
施術当日クリニックにきたら着替えを終えて、お肌の状態を最終チェックします。
VIOの剃り残しや肌のコンディションも見て問題がなければ施術に入ります。
事前に希望しておけば、表皮麻酔などの対応もしてくれるので、痛みが不安な方は前もって相談しておくと安心です。
施術後のケア
脱毛施術が終わると、レーザー照射によるお肌へのダメージを抑えるケアをします。
使うものや方法はクリニックによって異なりますが、保湿クリームを塗布するのが一般的です。
終わればパウダールームなどで着替え・身支度をして終了です。
次回予約や会計などのタイミングは、クリニックによって様々なので、事前に確認しておきましょう。
VIO脱毛で後悔することは?デメリット4つ
いくつものメリットがあるVIO脱毛ですが、デメリットや気を付けるポイントもあります。
- 黒ずみ・たるみが目立つ可能性
- 元に戻せない
- 施術が恥ずかしい
- ほかの部位よりも痛みが強い傾向
メリットだけでなくデメリットも知った上で、VIO脱毛をするか検討することが、後悔しないためにも重要ですよ。
黒ずみ・たるみが目立つ可能性
VIO脱毛をして毛が生えなくなると、毛に隠れていた皮膚が見えて黒ずみやたるみが目立ってしまう可能性もあります。
もともとデリケートゾーンは下着などの摩擦などの刺激に絶えずさらされている部分なので、お肌が黒ずみやすいです。
さらに年齢を重ねて、皮膚のたるみが気になる人もいるかもしれません。
もし脱毛後のお肌の状態が心配という場合は、VラインとIラインは少し残して目立ちにくくするのがおすすめです。
元に戻せない
とくに医療脱毛クリニックで永久脱毛を受けた場合は、基本的には二度と毛が生えてくることはありません。
そのため、VIO脱毛のデザイン決めはもとに戻せないものだと思って検討しましょう。
いきなりハイジニーナにするには抵抗がある・勇気が出ないという人は一部を残して脱毛するのもおすすめです。
またはエステサロンでの脱毛なら、永久脱毛ではないのでまた毛が生えてくる可能性を残しておくのもいいでしょう。
施術が恥ずかしい
当然のことではありますが、VIO脱毛はデリケートゾーンを施術者に見られてしまうので、恥ずかしいと感じる人は多いです。
ニオイがきついと思われないか・黒ずみを見られるのに抵抗があると思うのは普通のことでしょう。
脱毛クリニックも、そうしたお悩みをよく知っているので、紙ショーツを用意して丸見えにしない配慮をしたり、上半身は私服のままでOKといった工夫をしてくれるところも多いです。
また、施術者は毎日何人もの脱毛施術を行っているので、そもそもVIO脱毛に慣れています。
プロとして安心・安全な施術に集中しているのでほとんど気にしていません。
医療従事者というプロに任せるからこその安心感があるので、思っているよりも恥ずかしくなかったという声も多いですよ。
ほかの部位よりも痛みが強い傾向
VIO脱毛のデリケートゾーンはほかの部分よりも皮膚が薄いため、痛みを感じやすい傾向があります。
部位 | 痛みのレベル・ 特徴 |
---|---|
V | 痛みレベル:3段階中2程度 Iラインと比べて痛みは少ない Oラインと比べて痛む傾向 |
I | VIO脱毛の中で最も痛みが 出る部位 パチっと針を刺したような 痛みを感じる場合もある |
O | 痛みレベル:3段階中1程度 Vラインと同じ程度か 少し痛い程度 |
VIO脱毛では「Iライン」が最も痛みが強く出やすい部位といわれています。
なぜなら、Iラインは粘膜に近い部位だからです。
施術するときは、幹部を冷却したり表皮麻酔を使って痛みを軽減してくれるので、痛みが不安な人は事前に伝えておくといいでしょう。
VIO脱毛を少しでも早く終わらせるコツ
VIO脱毛を少しでも短い期間・少ない回数で終わらせるなら、次の4つのコツをおさえましょう。
- エステ脱毛よりも医療脱毛のほうが早い
- 毛周期に合わせて施術を受ける
- 正しい自己処理をする
- 白髪が生える前に脱毛する
エステ脱毛よりも医療脱毛のほうが早い
VIOゾーンに生える毛はほかの部位よりも濃くて太いので、エステサロンで受ける光脱毛では十分に脱毛効果が得られない場合があります。
VIOゾーンの脱毛はある程度高い出力のレーザーを使うほうが効率よいので、高出力なレーザー照射ができる医療脱毛クリニックがおすすめです。
1回ごとの施術効果が高いので、脱毛完了までの回数が少なく済むので通う期間も短くなります。
毛周期に合わせて施術を受ける
VIOの脱毛効果を最大限に得るなら、毛周期に合わせて施術を受けることです。
短い間隔で施術を受けたからといって、早く脱毛が終わるわけではありません。
VIOゾーンはおよそ2か月に1回の間隔で施術を受けるほうが効率が良いと考えられています。
この周期であれば、成長期のムダ毛にレーザー照射できるのでより高い脱毛効果が得られるという仕組みです。
正しい自己処理をする
VIO脱毛を受けている期間は自己処理の方法も大切です。
正しい自己処理とは、毛抜きやワックスを使わずカミソリやシェーバーを使うことです。
毛を抜くとレーザー照射で最も効果のでる成長期の毛に照射できないので、脱毛効率が落ちてしまいます。
またワックスは毛が生えている周辺のお肌にもダメージを与えてしまうので、思わぬ肌トラブルのリスクも上げてしまうので注意しましょう。
白髪が生える前に脱毛する
一般的にVIO脱毛で使われる方法はレーザー脱毛です。
主にレーザーは黒い毛にのみ反応するため、白髪部分には思ったように脱毛効果が発揮できません。
VIOは頭よりも比較的早く白髪が生えてしまう部位でもあるので、VIO脱毛を検討している人は早めの決断をおすすめします。
白髪の脱毛の場合はニードル脱毛を選ぶ必要があるため、より強い痛みや手間・費用がかかる傾向にあります。
VIO脱毛を受ける場合の自己処理方法
VIO脱毛を受ける場合は、自己処理を丁寧にするのが失敗しないコツです。
ここではVIOラインのパーツごとの正しい自己処理方法を説明します。
Vラインの正しい自己処理方法
Vラインの正しい自己処理方法は、ハイジニーナの場合と残す場合の2パターンによって異なります。
ハイジニーナの場合は次の3つの行程で進めていきましょう。
- はさみで毛を短くカット
- 電気シェーバーで毛並みに沿って剃る
- 保湿剤を使ってしっかり保湿ケアする
アンダーヘアを処理するときは、電気シェーバーのほうが優しく剃れるのでおすすめです。
毛の流れに逆らったり強い力で剃ると毛根に雑菌が入り込んで炎症を起こす可能性があります。
毛を残す場合の自己処理方法は次を参考にしてください。
- 希望するデザインの形を決める
- 水性ペンやブロウペンシルで目印のラインを描く
- 剃る部分の毛を短くカット
- 残す部分の毛をヒートカッターで短く整える
- 脱毛したい部分を電気シェーバーで剃る
- 保湿剤を使って保湿ケアする
毛を残す場合は、毛を剃る部分と残す部分によってお手入れ方法が異なります。
ヒートカッターで短くする場合は、1.5cm~2cmの長さにすると自然に仕上がります。
Iラインの正しい自己処理方法
IラインもVラインとほぼ同じ方法・行程でお手入れを進めていきます。
ただしIラインはVラインよりも自分では見えにくい場所なので、鏡を正面に立てて見ながら少しずつ進めるのが安全です。
粘膜部分に近い部位でもあるので、保湿の際は保湿剤がつかないように注意しましょう。
Oラインの正しい自己処理方法
OラインはVIOラインのなかで最も自分では見えにくい部分かつ凸凹があるので自己処理が難しいです。
そのため、基本的に自己処理はおすすめしません。
もし自己処理をする場合は、床に鏡を置いて鏡をまたぐようにしゃがんだ姿勢で自己処理しましょう。
多くのクリニックでは、VIOのシェービングが無料で行ってくれるので無理にしなくても問題ありませんよ。
VIO脱毛後のチクチクを軽減する方法
VIO脱毛を受けた後や自己処理をした後は、チクチクと肌が刺激を受けることがあります。
下着との摩擦がおきやすくなったり短くなった毛の先端が肌にあたるなどが原因なので、次の方法を試してみましょう。
- いつも以上にゆったりめの下着を着る
- 残す部分の毛はヒートカッターを使って毛先を丸くする
- いつも以上に保湿ケアをしっかりする
脱毛施術や自己処理をしてから1週間程度続ければ元の肌の状態に戻るか、毛が伸びで気にならなくなります。
VIO脱毛に関するよくある質問
VIO脱毛に関して多くの人から寄せられる質問と回答を紹介していきます。
Q.VIO脱毛は生理中でも受けられる?
生理中は施術中に経血が流れ出てしまう可能性があるため、感染リスク対策として基本的にVIO施術がうけられません。
さらに、生理前後はいつも以上にお肌が敏感なのでトラブルが起きやすいだけでなく痛みも感じやすい時期です。
もし予約日と生理が重なってしまった場合は、予約日を取り直すかVIOを避けて施術が受けられるなどクリニックによってシステムが異なります。
なかには生理中でも施術が受けられるところもありますが、タンポンの使用が条件の場合がほとんどなので、衛生面には注意しましょう。
Q.VIO脱毛はどれくらい痛い?
VIOは脱毛部位の中でも最も痛みを感じやすいといわれています。
皮膚が薄く骨が近いことと、毛量が多く太い傾向にあることも痛みが強く出る原因の1つです。
しかし医療脱毛クリニックなら表皮麻酔を使っての施術もできるので、痛みが不安な人は事前に伝えておくとフォローしてもらえますよ。
Q.VIO脱毛の前にお手入れは必要?
VIO脱毛の施術を受ける前は、はさみと電気シェーバーを使って自己処理するのが安全です。
カミソリの場合は刃が肌に触れてしまうので肌ダメージが大きくなりやすいです。
ヒートカッターなら毛先が丸くなるので、自己処理後のチクチク感を軽減できますよ。
まとめ
- VIO脱毛は希望する仕上がりをしっかりイメージしてから施術を受けるのがおすすめ
- VIO脱毛はほかの部位よりも痛みを感じやすいが表面麻酔などを使ってコントロールできる
- VIO脱毛をするとおしゃれの幅が広がる以外にも衛生的になるのでストレス軽減もできる
本記事に関する特記事項
・本記事に記載されている費用などの「金額」は一部プランの例です。コースや時期によって、本記事での表記とサービス内での表記が異なる場合があります。
・本記事で紹介しているクリニックの選定について、監修者の方は一切関わっていません。