
性病を自宅で検査・治療したい人におすすめ!人気オンライン診療クリニック3選
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性病は自然に治ることはほとんどなく、放っておくと不妊など重大なリスクをもたらすこともあります。
なるべく早めに検査・治療をすることが大切です。
もし忙しくて病院に行く時間がない・人目が気になるなら、まずはオンライン診療で相談してみましょう。
この記事では、おすすめのオンライン診療クリニックや、治療できる性病の種類などについて紹介します。
目次
性病のオンライン診療が受けられるおすすめ人気クリニック3選
ここでは性病のオンライン診療が受けられるクリニックを紹介します。
対応している疾患 | 費用 | |
---|---|---|
クリニックフォア | クラミジア カンジダ 性器ヘルペス トリコモナス マイコプラズマ ウレアプラズマ 尖圭コンジローマ | 治療費:8,000円~ 診察料:1,650円 配送料:550円 |
デジタルクリニックグループ | クラミジア カンジダ 性器ヘルペス トリコモナス マイコプラズマ ウレアプラズマ 尖圭コンジローマ | 治療費:8,000円~ 初診料:1,650円 (再診は0円) 配送料:550円 |
DMMオンラインクリニック | クラミジア カンジダ 性器ヘルペス トリコモナス ウレアプラズマ | 治療費:7,788円~ 診察料:0円 配送料:550円 |
平日7~24時まで・土日も診療OKなクリニックフォア
クリニックフォアの特長
- 平日は7~24時、土日も診療OK!自分のタイミングで相談できる
- 薬は最短当日発送だからすぐに治療を始められる
- 幅広い性病の治療に対応。オンラインで完結するからバレない薬は最短翌日お届けだからすぐにニキビケアができる
クリニックフォアは、400万件以上の診療実績をほこるオンライン診療クリニックです。
平日7~24時・土日の診療をおこなっており、早朝や深夜、休日でも気軽に相談できます。
対応している性病はクラミジア、カンジダ、性器ヘルペスなどの7種類と幅広く、きっと悩みを解決できます。
薬は最短当日発送なので、すぐに治療を始められるのもうれしいポイントです。
7,788円~性病の治療ができるDMMオンラインクリニック
DMMオンラインクリニックの特長
- 性病の薬が1回7,788円(税込)~手に入る
- 最短当日到着!今すぐ治療をスタートしたい方におすすめ
- DMMポイントが使えてオトク追加オプションで最短当日到着に!診察したその日に薬を受け取れる
DMMオンラインクリニックは、クラミジア、カンジダ、性器ヘルペス、トリコモナス、ウレアプラズマの5種類の治療に対応しています。
性病の薬は1回7,788円(税込)~とお手ごろ価格でゲットできるのもポイント。
最短当日で入手できるので、今すぐになんとかしたい症状がある方にはぴったりです。
チャットの無料相談が便利!デジタルクリニックグループ
デジタルクリニックグループの特長
- 治療前から治療後までチャットで相談できる
- 薬は最短翌日ポストに投函。バレにくい梱包で安心
- 24時間診察OK性病の薬が1回7,788円(税込)~手に入る
デジタルクリニックグループは、チャットの無料サポートが充実しています。
治療前から治療後までチャットで相談できるので、ドクターと話す前後で不安や疑問があったときでも安心です。
薬は最短翌日届き、ポストに投函されるので、治療を始めるまでもスピーディー。
外からバレにくい梱包になっているので、家族と同居している方でも利用しやすいです。
性病をオンラインで診療するメリット
性病のオンライン診療のメリットは次の5つがあげられます。
- 自宅など好きな場所で診療が受けられる
- 他人の目が気にならない
- 融通の利く時間帯で予約・診察が受けられる
- 待ち時間や通院の手間がほとんどない
- 治療薬や検査キットも配送される
自宅など好きな場所で診療が受けられる
性病の症状があるかもしれないと心配になったとき、自宅からオンライン診療を受けられるのはメリットといえます。
とくに性病かもしれないというデリケートな問題で病院にいくのは精神的にストレスを感じる人が多いです。
自宅やプライバシーが守られる場所から、スマートフォンやパソコンを使って医師の診察を受けられるなら、都合の良いタイミングで利用できます。
忙しくてなかなか病院に行く時間が取れない人にもおすすめです。
他人の目が気にならない
性病の検査や治療で医療機関を訪れる際、最も気になるのがほかの患者に見られるというストレスです。
待合室で知人に会ってしまうのではないかという不安から、受診をためらう方も少なくありません。
オンライン診療では、自宅などプライベートな空間で診療を受けることができるため、ほかの患者さんと顔を合わせることはありません。
さらに、処方箋に関しても、オンライン診療では電子処方箋や薬剤の配送サービスを利用できるため、薬局でも他人の目を気にせずに済みます。
融通の利く時間帯で予約・診察が受けられる
オンライン診療の大きなメリットは、自分の都合に合わせた時間で予約や診察ができる点です。
従来の対面診療では、診察時間に合わせなければならないので通院するのが難しい人もいるでしょう。
しかしオンライン診療では、街のクリニックの診療時間外や休診中でも開院している場合があるので、診察を受けやすいです。
たとえば出勤前の時間や昼休み・仕事帰りの夜間など、自分の都合の良い時間帯に予約できます。
待ち時間や通院の手間がほとんどない
オンライン診療の大きなメリットとして、待ち時間や通院の手間がほとんど必要ありません。
対面型の診療では、待合室での長時間の待ち時間や移動時間が大きな負担となることもあるでしょう。
とくに性病の検査や治療では、何回かの通院が必要になることも多く、そのたびに時間を費やさなければなりません。
しかし、オンライン診療ならパソコンやスマートフォンから簡単にアクセスできるので、通院の手間がほぼありません。
治療薬や検査キットも配送される
性病のオンライン診療では、診察後の治療薬や検査キットを自宅まで配送するサービスを提供しているところが多いです。
そのため、薬局での処方箋の受け取りや、医療機関での検査のための通院が必要ありません。
また配送はプライバシーに配慮した梱包でおこなわれるため、性病の治療薬や検査キットであることがバレにくくなっています。
実際の梱包や配送方法についてはクリニックの公式サイトなどで掲載されているので、事前に確認するのがおすすめです。
オンライン診療で対応できる性病(性感染症)
オンライン診療で対応できる性病(性感染症)の種類と潜伏期間は次のとおりです。
性病の種類 | 潜伏期間 | おもな症状 |
---|---|---|
性器クラミジア感染症 | 1~3週間 | ・おりものの増加 ・不正出血 ・排尿時の痛み ・尿道の違和感やかゆみ |
尖圭コンジローマ | 数週間~8ヶ月 | ・性器にイボができる ・痛みはない |
性器カンジダ症 | ~7日程度から数年 | ・膣や外陰部のかゆみ 白濁のおりもの ・陰茎に赤みや水ぶくれ ・排尿時痛 ・性行為時痛 ・舌・口腔のヒリヒリ |
性器ヘルペス ウイルス感染症 | 2~10日間 | ・水疱 ・排尿時の痛み ・便秘 ・発熱、倦怠感 |
トリコモナス症 | 1~3週間 | ・悪臭のする白色、 黄色の泡状のおりもの ・陰部のかゆみ ・排尿時痛 |
マイコプラズマ | 1~5週間 | ・陰部のかゆみや痛み ・おりものがふえる ・のどの痛みや違和感 |
ウレアプラズマ | 3日~5週間 | ・性器の痛み ・排尿痛 ・おりものがふえる |
性病によっては感染してから数ヵ月・数年たってから症状が現れるものもあるので、気になる症状やきっかけがある場合はすぐに検査を受けるようにしましょう。
次に性病ごとの特徴を詳しく紹介していきます。
性器クラミジア感染症
性器クラミジア感染症は、オンライン診療で対応可能な性感染症の1つです。
おもな症状として、男性では排尿時の痛みや尿道からの分泌物、女性ではおりものの増加や不正出血が見られます。
しかし、感染者の7割以上が無症状であり、自覚がないまま他者への感染を広げてしまう可能性があります。
治療はオンライン診療でも可能で、抗生物質による改善が期待できる性病です。
放置すると女性の場合、不妊や子宮外妊娠などの深刻な合併症を引き起こす可能性があるため、心配な方は早めの受診をおすすめします。
尖圭コンジローマ
尖圭コンジローマは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染によって引き起こされる性感染症です。
感染から発症までの期間は数週間〜8ヶ月と幅広く、性器やその周辺にイボ状のおできができます。
イボは時間とともに大きくなったり数が増えたりすることも。
かゆみや痛みをともなうこともありますが、ほとんどが自覚症状がないまま進んでしまう性病です。
性器カンジダ症
性器カンジダ症は、カンジダ菌という真菌の異常増殖によって引き起こされる感染症です。
女性に多く見られる症状ですが、男性にも感染することがあります。
またほかの一般的な性病とは異なり、ストレスや体調不良、抗生物質の使用などで腟内の環境が乱れることで発症しやすくなります。
症状としては、女性ではおりものの増加や外陰部のかゆみ、灼熱感など。
おりものは白色で粘り気があり、カッテージチーズのような状態になることもあります。
なお男性の場合は、亀頭部の発赤やかゆみなどが見られます。
トリコモナス症
トリコモナス症は、トリコモナス原虫という寄生虫による性感染症です。
感染から4日〜28日程度で症状が現れます。
おもな症状として、女性では黄緑色・灰色がかった泡状のおりものの増加、外陰部のかゆみや不快なにおいなどがあげられます。
男性の場合は無症状のことが多いですが、尿道の違和感や排尿時の痛みなどがあります。
性器ヘルペスウイルス感染症
性器ヘルペスウイルス感染症では、性器周辺に小さな水疱ができ、それが破れて痛みが出ます。
初感染時は発熱やリンパ節の腫れが起き、初期の段階から症状が重い人もいます。
症状が軽い人はオンライン診療で相談してみるのがおすすめですが、発熱などがあった場合は直接クリニックに行くのがよいでしょう。
マイコプラズマ
マイコプラズマ感染症は、マイコプラズマ・ジェニタリウムという細菌による性感染症です。
若い世代を中心に感染が増加していて、症状がクラミジアや淋病と似ているため、正確な診断が重要となっています。
おもな症状として、男性では尿道の炎症による排尿時の痛みや尿道からの分泌物が見られます。
女性の場合は、おりものの増加や性器出血・下腹部痛などが現れますが、無症状のケースも多くあります。
放置すると不妊症などの原因にもつながるので、心配な症状がある場合は早めの受診がおすすめです。
ウレアプラズマ
ウレアプラズマ感染症は、感染者が増えつつある性感染症の1つといわれています。
女性では不正出血やおりものの増加、下腹部痛などが見られます。
男性の場合は、尿道炎による排尿時の痛みや尿道からの分泌物などが現れることがありますが、多くの場合は無症状です。
クラミジアや淋病と同じように誰でも感染する可能性があるので、気になる症状があればすぐに検査を受けましょう。
性病のオンライン診療の料金相場
性病のオンライン診療を受ける場合の料金相場を紹介します。
性病の種類 | 費用相場 | 治療法 |
---|---|---|
性器クラミジア感染症 | 8,000~ 15,000円 | 抗生物質の内服薬 |
尖圭コンジローマ | 4,000~ 9,000円 | 外用薬 外科的療法 注射 |
性器カンジダ症 | 2,000~ 8,000円 | 軟膏・内服薬 |
トリコモナス症 | 7,000~ 10,000円 | 内服薬・腟錠 |
性器ヘルペス ウイルス感染症 | 8,000~ 20,000円 | 内服薬 |
マイコプラズマ | 8,000~ 10,000円 | 抗生物質の内服薬 |
ウレアプラズマ | 8,000~ 10,000円 | 抗生物質の内服薬 |
性感染症の治療にかかる費用は、保険が適用されるかされないかで違います。
一般的に性感染症の検査を目的とした場合は保険適用外なので、全額自己負担です。
それに対して、診察を受けて医師の判断の上で検査・治療をすることになったときは、保険適用となることもあります。
オンライン診療で対応できない性病(性感染症)
オンライン診療で対応が難しい性病の種類は次のとおりです。
- 梅毒
- 淋病
- HIV・エイズ
- B型肝炎
- C型肝炎
- A型肝炎
内服薬や外用薬以外の処置が必要な場合や、血液検査をしないと診断が難しい場合、オンライン診療での対応には限界があります。
梅毒
梅毒は、トレポネーマ・パリドゥムという細菌による性感染症です。
初期症状として、感染から3~6週間後に陰部や口腔内に痛みのない潰瘍(しこり)ができます。
この症状は自然に消えることが多いですが、治療を受けないままだと、発疹や発熱などの第二期症状が現れます。
梅毒は血液検査で診断する必要があり、オンライン診療では正確な診断が難しいです。
また、治療にはペニシリン系抗生物質の注射が必要となるため、必ず医療機関での対面診療が必要です。
淋病
淋病は、淋菌による感染で発症する代表的な性感染症です。
感染から2~9日程度の潜伏期間をへて症状が現れるのが一般的で、治療を受けないと重症化する可能性があります。
症状は性別によって異なり、男性では排尿時の痛みや尿道から黄緑色の膿が出るのが特徴です。
女性の場合は自覚症状があまりないことが多く、おりものの増加や下腹部痛などが見られます。
ただし、症状がない場合でも感染力があるため注意が必要です。
また注射による治療が必要なケースが多く、一部のオンライン診療では対応していません。
HIV・エイズ
HIV・エイズは、オンライン診療では対応が難しい性感染症です。
なぜならHIVの診断には専門的な血液検査が必要であり、治療には継続的な専門医のフォローが欠かせないからです。
初期は発熱や倦怠感など風邪に似た症状が出ることがありますが、無症状で進行することもあります。
エイズを発症すると、さまざまな日和見感染症や悪性腫瘍を引き起こす可能性も。
早期発見・早期治療が大切なので、オンラインではなく初期から対面でドクターに見てもらうことが大切です。
B型肝炎
B型肝炎は、オンライン診療では対応が難しい性感染症です。
理由は、B型肝炎の診断には血液検査が必須なだけでなく、専門医による継続的な治療が重要だからです。
初期症状として、全身倦怠感、発熱、食欲不振、黄疸などが現れますが、症状が出ないこともあります。
そのため、気づかないうちに他者に感染させてしまうリスクも。
また、治療方針の決定には肝機能の状態を正確に把握する必要があるため、オンライン診療は適していません。
C型肝炎
C型肝炎は、C型肝炎ウイルス(HCV)による感染症です。
おもに血液を介して感染しますが、性行為による感染も報告されています。
B型肝炎と同じように、血液検査などの検査が必要になるのでオンライン診療では対応しきれません。
症状は、急性期でも自覚症状がないことが多く、慢性化してから疲労感や食欲不振などが出るケースが一般的です。
進行すると肝硬変や肝がんを引き起こすリスクが高まります。
A型肝炎
A型肝炎は、A型肝炎ウイルス(HAV)による急性肝炎です。
汚染された水や食べ物を摂取した場合以外にも、性行為によって感染することもあります。
A型肝炎もほかの肝炎と同じように、血液検査などが必須なのでオンライン診療では対応できない感染症です。
感染から2〜6週間後に、発熱・全身倦怠感・吐き気・食欲不振・黄疸などの症状が現れます。
多くの場合は自然治癒しますが、重症化すると入院治療が必要になることもあります。
また、B型やC型肝炎と異なり、慢性化することはありません。
性病のオンライン診療を受けるときに知っておくこと
性病のオンライン診療を受ける場合に事前に知っておくべきポイントを紹介します。
- 自然に治ることはほとんどない
- 治療しても完治しない病気もある
- 処方された薬は最後まで飲み切ることが大切
- パートナーも一緒に診療を受けるのがおすすめ
- 治療後には陰性確認検査も必要
自然に治ることはほとんどない
性感染症に感染した場合、自然に治ることはほとんどありません。
なかには自然治癒するケースもありますが、症状をおさえる治療が必要なケースは多いです。
代表的な性感染症であるクラミジアや淋病は、放置すると不妊症になる可能性があります。
また、梅毒やHIVなどは初期症状が分かりにくいため、知らないうちに病状が進行してしまうことも少なくありません。
さらに性器ヘルペスのように完治が難しく、再発を繰り返す性病もあります。
そのため、患部に気になる症状が出たら、なるべく早めに医療機関を受診しましょう。
治療しても完治しない病気もある
性感染症の中には、治療を受けても完治しない病気があります。
たとえばヘルペスやHIVは現在の医学では完治が難しく、症状のコントロールがおもな治療目的です。
そのほかB型慢性肝炎の場合も、一生治療を受け続けなければならないケースが多いです。
オンライン診療・対面型の診療に限らず、長期間安心して治療が受けられるところを探しましょう。
処方された薬は最後まで飲み切ることが大切
性病治療で処方された薬は症状が改善しても、最後まで飲み切るのが大切です。
症状が改善したと感じた時点で服用をやめてしまうと、完全に病原体を排除できず、再感染や薬剤耐性を引き起こすリスクがあります。
薬剤耐性がついてしまうと、通常の治療薬では十分な効果が出なくなってしまう可能性があるので注意しましょう。
そのため、医師の指示に従って服用しましょう。
パートナーも一緒に診療を受けるのがおすすめ
性病の診断や治療を受ける際には、パートナーも一緒に診療を受けるのがおすすめです。
性病は知らないうちにパートナーとの間で感染しあってしまう可能性が高いからです。
一方の感染が続くと、もう一方の方が完治しても再度感染してしまう可能性があります。
そのため、どちらかの感染がわかったらすぐにパートナーも検査を診察を受けるようにしましょう。
治療後には陰性確認検査も必要
治療後1か月程度で、完治しているかの「陰性確認」の検査を受けましょう。
なぜなら症状が改善しても、体内にまだ病原体が残っている可能性があるからです。
また梅毒の場合は治療が終了してから半年ほどは継続して検査を受けて、完治しているかも確認しましょう。
検査の頻度や内容は医師の指示に従うのが大切です。
性病のオンライン診療のデメリット
性病のオンライン診療のデメリットも知っておきましょう。
診療対応できない病気・症状がある
オンライン診療では、医師による直接的な診察や検査ができないため、対応できない性病や症状があります。
性病の中には、医師による視診や触診、さらに詳細な検査が必要不可欠なものがあるためです。
また、重症度や緊急性の判断が難しい症状もオンラインでは適切な診断ができず、対面型の方をおすすめされる場合もあります。
たとえば、淋病などの血液検査が必要な性病は、対面での診察が必要になることが多いです。
検査や処置はできない
性病のオンライン診療は、スマホやタブレット・パソコンを使っての診察になるので、その場で処置や検査はできません。
そのため、治療が可能な性病は血液検査や画像検査が必要なく、症状についての話だけで判断できるものに限られてきます。
状況によってはオンライン診療から対面型に切り替えることもあるので、知っておきましょう。
スマホ・パソコン操作に不慣れな人には難しい
オンライン診療の利用はスマホやパソコンを使った操作が基本となるため、デジタル機器に不慣れな方には利用が難しいというデメリットがあります。
公式サイトだけでなく専用アプリを導入しているクリニックもあるので、普段使わないアプリを使うことに自信がない人には不便かもしれません。
ただし、クリニックの中には電話診療サービスを提供しているところもあります。
オンライン診療の利用が不安な人は電話診療が可能なクリニックの利用もおすすめです。
性病のオンライン診療の流れ
性病のオンライン診療を受ける流れを紹介していきます。
クリニックによっては、多少流れが違う場合もあるので、参考程度にみておきましょう。
- 予約と事前問診
- 診察
- 支払い
- 薬の配送
診察予約の前に、検査キットの申し込みをしてクリニックに検体を送るところもあります。
検体結果は数日で分かるので、予約した診察日に医師から結果が伝えられます。
診察では、検査結果と患者の相談内容をもとに薬の処方や治療期間などが決まります。
なお、決済方法はクレジットカードが大半ですが、銀行振込や電子決済に対応しているところもあるので、事前に確認しましょう。
性病のオンライン診療が受けられるクリニックの選び方
性病のオンライン診療が受けられるクリニックは次のポイントで選ぶのがおすすめです。
- 診療時間はどれくらいか
- プライバシーの配慮があるか
- 予約がとりやすいか
診療時間はどれくらいか
オンライン診療を提供しているクリニック・病院によって、診療時間は異なります。
一般的な病院と同じように、9:00~17:00としているところもあれば、8:00~24:00と深夜まで受診できるところもあります。
診療時間が柔軟であれば、仕事後や空き時間など自分の都合のよいタイミングで受診できますね。
プライバシーの配慮があるか
性病はデリケートなお悩みだけに、周りの人に知られないか心配という人も多いです。
性病専門のオンラインクリニックを選ぶなら、プライバシーに配慮しているところも事前に確認しましょう。
たとえば治療薬や検査キットをどのように配送するかなどを見ておくと安心です。
また、クリニックの公式サイトやSNS以外にも、口コミサイトやGoogleマップのレビューで実際に利用した人の評判を探すのもよいでしょう。
薬の処方・配送が可能か
オンライン診療をしている病院・クリニックによっては、処方箋の郵送まではしてくれても薬の処方・配送までは対応していないところもあります。
処方箋のみの郵送だと、送られてから自分で調剤薬局に行かなければなりません。
また処方箋は発行されてから4日以内に薬を取りに行かなければならないので、忙しくて薬を受け取れないという可能性も。
できれば、予約から診察・処方薬の入手まですべて自宅で完結できるシステムを選んだほうが楽でしょう。
なお、薬の処方・配送にも対応している場合は、送料がいくらになるかも確認しましょう。
性病のオンライン診療に関するQ&A
性病のオンライン診療に関するQ&Aを紹介していきます。
Q.性病はそのままにしておくとどうなる?
性病の多くはそのままにしても自然に治ることはありません。
症状が出ないために気づかないでいると、重篤な症状に進行したり男女ともに不妊症につながる可能性もあります。
気になる症状やきっかけがあれば、迷わず診察を受けるようにしましょう。
Q.性病検査が自費になる理由は?
性病の検査で保険適用になる場合と自費になる場合は、症状の有無に関係しています。
保険診療では、原則として症状が出ていないと検査や治療ができません。
そのため、「性病になっていないか検査をしたい」が目的の場合は、症状が出ていないので全額自費になります。
Q.性病検査キットはどれが信頼できる?
性病検査キットは「登録衛生検査所」で検査してもらえるものであれば問題ないといってよいでしょう。
費用は検査項目によっても異なりますが、10,000~30,000円程度です。
まとめ
- 性病のオンライン診療サービスでは対応できる症状とできない症状がある
- 性病のオンライン診療は自宅などプライバシーが守られる環境で受けられる
- サービスによっては処方薬や検査キットも配送されるので安心
本記事に関する特記事項
・本記事に記載されている費用などの「金額」は一部プランの例です。コースや時期によって、本記事での表記とサービス内での表記が異なる場合があります。
・本記事で紹介しているクリニックの選定について、監修者の方は一切関わっていません。